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『マナ。』
─もうその声は聞こえない ─
「ライ!!!!!!」
『逃げろ!マナ!!!!!!』
あと一歩が届かなかった。
ライはKOZAKA-Cに連れていかれた。
俺があと一歩届いていれば。
俺は助けられたのに。
俺は……俺は……、。
相方を助けられへんかった……、。
愛する相方は…居なくなってしまったのだから。
「なんでや……。」
辛くて……悲しくて……、。
どうしても立ち直れなくて。
現実を受け入れられなくて。
「ライ… を… 俺は… 助けられへんかった…。」
ボロボロと涙が溢れ出す。
どうしても……どうしても……。
ライが居らん日々が…嫌で嫌で仕方なかった。
〈僕がいるから ……ね、?〉
テツがそう言って俺の傍に座って俺を慰めてくれた。
暖かい手が俺を包み込むように。
空いた穴を埋めるように。
俺の気持ちに寄り添うかのように俺を撫でてくれた。
ぐしゃぐしゃな顔を上げテツの肩に顔を埋める。
「テツッ……、。」
〈絶対ライくんを助けよう、?〉
そういうテツの声も微かに震えていた。
コメント
4件
新作楽しみです。
響ー久しぶり!「翠(すい)」やけど覚えとる?笑 新作の続きも待っとるよ‼️