一回目の人生。
ただ普通に貴方を愛していた。
… でも貴方は生徒に殺された。
私は何も知らなかった。
貴方が鬼だったなんて。
何も,何も知らなかった。
刑事さんから貴方の訃報を聞いて,
信じれなかった。
否信じたくなかった。
私だけが別世界にいる気分だった。
刑事さんが謝る時も,骨も残ってないと言われた時も。
… 残った指輪を渡された時も。
刑事さんが帰った後も,現実を受け入れられなかった。
『 … 』
でも一人になるとかえって冷静になってしまう。
だから,すぐに理解してしまった。
愛しい人が死んだのだと。
『 … ぅあ゛ッ … 』
貴方の指輪を握りしめながら声が枯れるまで泣き叫んだ。
なんで,なんで貴方なの。
他の人だったら。
そんな思考が出ては消えてを繰り返す。
もっと,もっと … そんな風に後悔をする。
自分が何か行動していたら少しは違ったのではないか。
まだ幼い子供 … 小学生に殺しをさせたのも心残りだ。
そんな事ばかりを考えていたらいつの間にか川の前にいた。
来世は,貴方とまた幸せになりたい。
そう願って水に入った。
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巫と申します。
使い方等はまだよくわかっていません。
死ネタ+メリバorバドエンです。
最初だけ呪鬼2を齧っています。
※捏造有り
コメント
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続き待ってます(*^^*)