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pn「で、どうする?」
俺は2人に問いかける。
今は放課後で、俺の家にいる。
みんなの帰り道を平等にして
公園とかがいいのかもしれないが、
俺が人見知りなのは2人とも
理解はしているので俺の家まで
わざわざ来てくれる。
…まぁ、本人達の前では言わないけど、
そこも好きだ。…そこ”も”だから、
他のところも好きだけどね…。
そして今俺たちが話しているのはクロノアさんについてだ。
あの先輩はとにかく優しい。
だけどお父さんの噂によっていじめられているんだとか。
でもお父さんの罪は冤罪。
まぁ、俺たちから見れば、な。
sn「やっぱ絡みに行くしか…」
tr「うーん。俺もそうかなぁ。」
pn「…まぁそれは決定事項としゅるか。」
sn「うーん。しゅるかー!w」
tr「しゅるかぁw」
pn「おいいじんな!ww」
なんか自分焦ると「するか」が
「しゅるか」になっちゃうんだよね。
何で?
pn「まぁ、それで…いつ絡む?」
sn「廊下ですれ違った時とか?!」
tr「でも用事があるから廊下に出てるんじゃ無いすか?」
sn「あー…そっかー…」
pn「!」
俺は一つ思い出したことがあった。
俺の怪我を治してもらった時、クロノアさんは
保健室で勉強をしていた。
そうして帰りも保健室から出てきた。
ということは一日中保健室ってことだ。
だから…
pn「保健室!保健室に行くんだよ!」
sn「は?何でですか?」
tr「何で?」
そうして俺は事情を説明して…
sn「なるほどー!いいですね!」
tr「いいじゃん!」
pn「だろ?!」
tr「あ、じゃあ帰りも一緒に帰るとか?」
sn「え、めっちゃいい!!w」
pn「お前天才かよっっ?!?!」
そうして俺らは話し合って…
そうして2人は家に帰った。
…今日は何だか疲れた。
まぁ、あんな怪我もしたしなぁ…。
トラゾーは、今日も帰り、嘘ついてたし。
…まぁ、仕方ないのかな。
トラゾーにとっては怖いのかな…。
俺たちに裏切られること。
まぁ、裏切られるのは怖いけど!
…そんなこと、しないのに…って、
あんな経験したトラゾーからすると、
こんな言葉なんて信憑性ないよね。
pn「…ふあぁ………眠。」
色々考えたり用事をしていたらいつの間にか
夜の9時になっていた。
もう、寝るか。
pn「…おやすみ。」
また明日、あいつらと笑えますように。
そのようなことを思いながら、俺は眠りについた。