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※タグの意味がわからない方は閲覧をご遠慮ください。
本作は、お名前をお借りした二次創作であり、実在の人物・団体とは一切関係ございません。
新参者で設定やキャラクターの口調などに違和感がある場合がございます。あらかじめご了承いただけますと幸いです。
⚠︎♡、濁点喘ぎ
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夜の静かな部屋に荒々しく音を立て、待ちきれないかのようにガチャリとドアがひらく。
艶やかな紫髪の男に勢いよくベッドへ押し倒され、奏斗は微かに乱れた息を漏らしていた。
「……また、ここ触るとすぐだなぁ、奏斗ぉ」
唇の端を上げて、奏斗の反応を愉快そうに観察する。
雲雀の綺麗に手入れされた指先が一点をなぞるたび、敏感な身体は小さく震えてしまう。
「ちが……っ、これ、だってぇ……!♡」
必死に否定する声も甘く、説得力を欠いている。
「ココだけでもうイけるようになっちゃったん
じゃねぇの?俺のせいで♡」
耳元で囁かれると、奏斗の顔はみるみる熟した桜桃のようになり、何も言えなくなる。
その場所に繰り返し追い詰められ、体が覚えてしまった快感。
他のどんな触れ方よりも強烈に、早く、深く、彼を追い詰める。
「……俺以外じゃ、もう満足できねぇな…♡」
優しい声色に、ほんの少しの独占欲を滲ませながら、雲雀は奏斗を抱きしめる。
その言葉に抗えず、綺麗に澄んだ空色の瞳は歪みながら快楽に溺れていた。
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カーテン越しの光に目を細めて、奏斗はぼんやり目を覚ます。
全身はまだ余韻に痺れていて、少し動くだけで甘い疼きが蘇る。
「もー、ひば昨日はやりすぎ…!」
イく度に 名前呼んでくるの絶対何か企んでただろ!喉もカラカラだよぉ。
キッチンから水を片手に犯人が戻ってくる。
「わり、大丈夫か?昨日はごめんなぁー!奏斗」
優しく名前を呼ばれた瞬間、ぷりぷり怒っていた奏斗の身体がびくんと弾んだ。
胸の奥から一気に快感が広がって、声にならない声が洩れる。
「……わ、お前名前呼ばれるだけで気持ちよくなってね?笑」
雲雀は揶揄いながらも愛おしそうに微笑み、もう一度耳元で囁く。
「奏斗…かなと…」
そのたびに、透き通った金髪の男は息を詰まらせて甘く震え、抗えない波に飲み込まれていく。
「やっ、あ……♡呼ばないで……! それ以上は……っ」
「嘘つけよ。もっと欲しがっちゃってる顔してんのに」
雲雀は桜桃の頬を撫でながら、さらに名前を重ねていく。
「かーなーと……♡ 俺の、奏斗♡」
「っ……ん、あぁぁ……!♡」
名前が響くたびに、奏斗の身体は反応し、快感の頂点へ追い込まれる。
涙で滲んだターコイズブルーで見上げながら、彼にすがるように抱きついた。
「……ひばあ、りぃ、♡だ……め。もう、壊れちゃう……♡」
「大丈夫、壊れるまで俺が可愛がってやるよ。お前の名前を呼んで、何度でも気持ちよくしたげる♡」
その言葉どおり、雲雀は愛しさを込めて奏斗の名前を呼び続けた。
呼ばれるたびに溢れる甘い快感は、もう彼だけのものになっていた。
「奏斗……」
耳元にやわらかく名前が落ちてくる。
その瞬間、奏斗の身体は甘く痙攣し、どうしようもなくい快感に飲み込まれていく。
「……っ、また……っ、♡ いゃ、もう無り……ぃ!」
ポタポタと達した淫らな液体が滴り落ちる。
涙声で訴えても、雲雀は穏やかな笑みを浮かべるだけだ。
「無理なんて言って、ちゃんと気持ちよさそうにしてるじゃんね。ほら――奏斗」
もう一度、名前が呼ばれる。
途端に、奏斗はまた果ててしまう。
「あ゛っ?!」
「や……っ、んぁ♡だめ……ひばぁ…呼ばないで……♡」
「だめ、か? 本当はいいんじゃないの?俺に名前呼ばれて、気持ちよさそーにしちゃってさ♡」
雲雀は慈しむように濡れた頬へキスをしながら、何度も何度も名前を囁いた。
「奏斗……奏斗……奏斗……」
そのたびに快感の波が重なり、奏斗は声にならない悲鳴をあげて果て続ける。
名前を呼ばれながら体中にキスを落とされ、撫愛される。
恥ずかしさに再び涙がこぼれても、雲雀の胸の中はあたたかくて、ただ甘くて――抗えない。
…かわいいな。俺の声で名前呼ばれて、こんなにぐちゃぐちゃになっちゃうの……
「あっ♡、ゃ、んぉ゛♡」
「……っ、ひばぁ……♡もぅ、こわれる♡……!同時やめてぇ、♡」
「壊れてもいいよ♡俺が全部支えてあげっから、。だから、もっと俺の声で感じて♡」
雲雀が名前を呼ぶたびに、奏斗はまた真夏のようにとろけていく。
快感と愛情が無限に重なって、果てても果てても終わらない。
やがて、汗と涙でぐしょぐしょに濡れた顔を抱きしめながら、雲雀は耳元で最後にそっと囁いた。
「奏斗……愛してる。だから、これからもずっと呼び続けるな」
そしてまた、その名を悪魔のように甘くささやき、無限に続く快楽の輪へと導いていった。
ーーーーーーーーーーーーーーー
2度目の夜が明け、窓の隙間からやわらかな光が差し込む。
奏斗はベットの中で目を覚ますと、全身がまだ熱に包まれているよういて、鉛のように重たかった。
「……はぁ……」
吐息をこぼすたび、昨夜の声が耳に残響のように蘇る。
――奏斗。
――奏斗。
優しい声で、甘やかすように、詰るように。何度も何度も呼ばれ続けた。
そのたびに身体が震え、果ててしまった。
思い出しただけで、また胸と腹の奥がじんわりと熱くなる。
「……だめだ、名前、呼ばれるだけで……♡」
自分で呟いただけで、身体が小さく痙攣したことに気づいて、涙の通り道だけが、熱を帯びて頬に残る。
快楽に溺れ、理性そのものである意識が段々と遠のいていく…。
そんな奏斗を、隣で目を覚ましたばかりの雲雀が抱き寄せた。
「んー、おはよう、かなとぉ」
その瞬間、また小さな快感が走り、奏斗は顔を隠すように毛布を手繰り寄せながら胸へ飛び込む。
「……っ、名前、。反応しちゃう……」
「いいじゃん。俺の声で感じられるようになったってことだろ?」
雲雀はにかっと 笑いながら金髪を撫で、もう一度やさしく呼んだ。
「奏斗」
「……んぃ゛っ……?!♡」
甘い震えを堪える奏斗を見て、雲雀は嬉しそうにはにかむ。
「可愛いな。これから毎朝起きたら名前呼ぶわ。夜だって、昼だって。ずっと♡」
「……ぼく、壊れちゃうよ……」
奏斗はしぶしぶ、呆れ口調で呟く。
「壊れるくらい、俺に愛されてるって思えばいいじゃん🎵」
ぎゅっと抱きしめられ、奏斗は包み込まれた胸の中でそっとターコイズブルーの瞳を隠す。
その耳には、まだ昨夜の声が余韻のように残り続けている。
ーーーーーーーーーーーーーーー
夕暮れ、二人が並んで帰路につく。
街中では、奏斗は必死に平静を装っていた。
「……なぁ、奏斗」
雲雀が軽く名前を呼ぶ。
その瞬間、奏斗の肩がびくりと跳ねた。
「っ!♡……ひ、ひば……っ、外は……やめ、て……」
雲雀は愉快そうに笑いながらも、それ以上は追い込まず、手を繋いで歩き続けた。
マンションのドアが閉まる音が響いた瞬間。
「……っ、はぁ♡……!」
張り詰めていた糸が切れたように、奏斗は壁に背を預けて崩れ落ちた。
パンツを通り越してズボンに小さいシミができている。
さっきまで必死に抑えていた快感が一気に溢れ出して、呼吸が乱れる。
「……可愛い。やっぱ、限界やったんやな」
雲雀はしゃがみ込み、額に軽く口づけて、耳元に甘く囁く。
「 奏斗♡」
「……っんぅ♡、ぁぁあ……!」
名前ひとつで、耐えていた身体のたかが外れてしまう。
「ほら、外で我慢しとった分、全部出しちゃいなー。俺が呼んであげるから♡」
雲雀は繰り返し無邪気に名前を呼ぶ。
そのたびに、奏斗は声を洩らして果ててしまう。
「うぁあ…、あ゛♡」
「かわいいなーかなとぉ…♡」
そう言いながら雲雀は自分の熱を奏斗に押し当てる。
「んっ♡ぅん、なん、カ いつもよりでか 」
最後まで言葉を発することができずに奥までズッポリハマってしまった。
「ぃッ♡おぉ゛ーー♡♡♡♡あっ、あぇ?♡」
「あっ♡ゃ、んぁ…く゛るしっ♡はぁ♡…はぁ♡…」
突然のことに言葉にならない唸り声をあげてしまうが、雲雀のそれはお構いなしに奏斗の奥を暴こうとしている。
「あッ♡イッたイッた♡ずっと、イッてるのにぃぃ♡♡ぁーー゛ー♡♡♡」
「奏斗ならまだがんばれるよな?」
雲雀が言葉を発した瞬間、先程よりもいくらか大きくなった剛直が、結腸を穿った。
「?!♡ん゛ッッーーーーーーー♡♡♡お゛ァ」
「もぅ、♡く゛るし、゛ぃ、♡♡あぅッ♡お゛ッ」
とぷとぷと奏斗の屹立から愛がずっと溢れている。
「も、っ♡た゛すけてぇッ♡♡♡あ゛ッ、うん♡」
ガクガクと足も痙攣し続けている。
「あッ♡んッぁ♡♡…はぁ♡、」
もういろんな液体が混ざり合ってぐしょぐしょだ。
外で必死に隠していた反応が、もう抑えきれずに溢れてしまう。
「……っ、♡ 雲雀…やだ……もぅ…、ぼく、おかしくなったぁ……」
「大丈夫、だじょーぶ。ここは俺たちの部屋やし、どんだけ大声出しても、どんなに甘えても、気持ちよすぎて奏斗が壊れちゃっても、♡俺がなんとかしてやっからな」
お互いの顔が静かに重なり、水音と共にリップ音が響く。
「ん♡む、♡ちゅっ♡はぁ♡、ふぁ…♡♡」
涙まじりに縋り付く奏斗を、雲雀は優しく抱きしめ、悪魔のようにまた名前を囁く。
甘い声に導かれるまま、誘われるまま、奏斗は果てることしかできなかった。
その夜、部屋には途切れることなく甘い声が響き続けた。
「奏斗…っ」
「っ、あぁ……っ♡」
「奏と」
「ん……っ、♡も、むり…ぃい…!」
「 あ゛ーーーーーー♡♡♡♡♡♡♡♡♡」
「イく!♡イッ、いくいっちゃうーー♡♡♡♡♡♡♡」
呼ばれるたびに、奏斗の身体は震え、何度も何度も快感の波にさらわれる。
壊れてしまいそうなくらい繰り返し果てても、雲雀の声がやさしく支え続けた。
「まだやれるよなぁ、かなと♡」
俺の声で気持ちよくなる奏斗が、たまらなくかわいい♡
「……っ、あッ♡ひ、ばぁ…♡」
「そう、もっと俺に名前呼ばれて甘えろよ奏斗」
夜が更けても、甘い声と甘い反応は止むことなく重なり合った。
やがて意識が遠のくまで、奏斗は愛に包まれ続けた。