テラーノベル
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※なんでも許せる方向け
sm視点
「ひ、ぅ♡あっ♡♡ぁ、♡」
…最悪だ。
「スマイル、歩き方変だよ?」
笑いながら俺の横を歩くNakamuを思いっきり睨みつけるが意味はない。
「ひ、ッ♡、♡あ゛♡ぁ♡♡」
なんで俺がこんな目に…
遡ること1時間前。
やることを全て終わらせてリビングで本を読んでいると、何やら嬉しそうな様子のNakamuが駆け寄ってきた。
「スマイル〜!」
「…」
Nakamuが上機嫌に俺の名前を呼ぶときなんてロクなことがおこらない。
「ちょっと聞いてる!?」
「!おい…!」
嫌な予感がして無視を決め込んでいると、読んでいた本を取り上げられた。
何をするんだ。どこまで読んだか分からなくなっただろ。
眉を顰めながらNakamuの方を見ると、相変わらずニコニコと笑顔を浮かべるNakamuと目が合った。
「いいこと思いついたんだけど。」
コトン
Nakamuはそう言って手に持っていたものをテーブルの上に置いた。
テーブルに置かれたものを見て、さらに眉を顰める。
「…どういうつもりだ。」
「これつけて散歩行こうかなって。」
「はぁ?」
テーブルの上に置かれたのは、卵型のピンク色をした小さな機械。
それが何か分からないほど、俺は生娘じゃない。
「…嫌だ。」
ふざけた色をした、手のひらサイズのソレ。
どこからどう見てもローターだ。
…これをナカに挿れて散歩に行けだと?
冗談じゃない。
何が好きでそんな変態じみたことをしなければいけないのだ。
「俺はやらな…」
「俺が買った期間限定のプリン、勝手に食べたのに?」
「ッ…」
首を振って拒否しようとした瞬間。
Nakamuが笑顔を浮かべたままそう言った。
…この間の週末。
Nakamuが冷蔵庫に入れてたプリンを俺が勝手に食べた。
その件をNakamuは相当根に持ってるらしい。
クソ。今それを持ち出してくるとは…
「あのプリン、俺が2時間も並んで買ったんだよ?」
「そ、れは…」
「再販もまだ決まってないし。あーあ。もしかしたら俺、あのプリン一生食べれないかもなぁ〜?」
わざとらしくそう言いながらこちらを見るNakamu。
プリンの話を持ち出され、本を人質に取られた俺に拒否することなんて出来なかった。
だから俺はNakamuの提案を渋々受け入れたのだ。
そして、今に至る。
「あっ♡ん、ぅ、♡ふッ♡♡」
「あ、今イきそうになったね〜?」
…あの小さなローターだけなら耐えられると思ったのに。
まさか両乳首に追加でローターをつけられるとは思わなかった。
Nakamuによって開発された乳首は最も簡単に快楽を拾う。
それだけではない。
歩くたびにローターが前立腺を刺激して、立っていることもままならくなった。
「ふふ、スマイル顔真っ赤〜」
「く、そ…ッ♡」
蒸し暑い空気が漂う熱帯夜。
誰もいない静かな夜道に、俺の息遣いが響く。
からかってくるNakamuに、悔しくて睨みつけるがNakamuはなんてことないようにケラケラと笑う。
「はッ♡ぁ♡、あ゛♡♡」
口から漏れる吐息が熱い。太ももがガクガク震えて上手く歩けない。
歩くのが辛いけど、ニヤニヤと笑いながら横を歩く男の反応が悔しいから、平気なフリをして足を動かす。
「…ふぅん。頑張るじゃん。」
声や体の痙攣を必死に抑えながら再び歩みを進めると、後ろからつまらなそうなNakamuの声が聞こえた。
舐めるな。俺だってこのくらいできる。
お前の思い通りになってたまるか。
道端で快楽に溺れるなど、そんな情けないことするわけが…
「じゃあ…もっと頑張ってね。」
カチカチカチッ
「ッ…⁉︎」
背後から聞こえた機械音。
それがローターの振動数を上げるリモコンの音だと気づくには少し時間がかかった。
「…あっ⁉︎♡♡♡」
「ちょ、♡♡や、やめッ♡♡、♡ぁっ♡♡♡」
振動がいきなり大きくなり、口から甲高い声が漏れる。
「だめっ♡や、やめッ♡♡ひぅっ♡♡」
やめて、と言っても動きは止まらない。
「とめっ♡とめ、て♡♡」
足がガクガクと震えてその場に崩れ落ちそうになったとき。
「こーら。まだ休憩じゃないよ。」
「んぐっ⁉︎♡」
背後からNakamuに支えるように抱きしめられた。
抱きつかれた反動でまたイキそうになるのをなんとか堪える。
逃げようと身を捩ると、Nakamuの手のひらで口を塞がれた。
「声響いちゃうじゃん。ちょっとは抑えて。」
「ん♡は、♡ぁ、♡♡」
「それともみんなに聞かせたいとか?」
「くそっ、ぅ♡あっ♡♡」
Nakamuの発言でここが住宅街であることを思い出す。
「俺、行きたい場所あるから。頑張って歩いて。」
「よわ、くっ♡♡し、ろ♡」
「やだよ。スマイルなら行けるでしょ?ほら、俺が支えてあげるから。」
「あっ♡ぁ♡や、ぁ♡♡」
子供のように無邪気な笑顔を浮かべるNakamuに手を引かれ、俺は足がもつれそうになりながらも、再び歩き出した。
歩き続けること数分。
Nakamuがようやく足を止めた。
「よーし、ついたよ。」
「はっ…?」
目の前の建物を見て、呼吸が止まる。
真っ暗な夜道で一際存在感を放つそれは、近所のコンビニだった。
行きたい場所って…もしかしてここか…?
「どういうつもりだっ…!」
「コンビニで期間限定の生プリンが今日発売らしいんだよね。結構前から食べたいなって思っててさ〜」
Nakamuはそう言いながら、ポケットの財布から小銭を取り出す。
おい…嘘だろ…?
Nakamuが取り出した小銭を俺に差し出した。
そして屈託のない笑顔で、悪魔の宣言をする。
「はじめてのおつかい、やってみよっか♡」
「や、♡なか、む…♡」
「スマイルならできるでしょ?頑張ってね!」
「ひぅ…っ♡」
Nakamuに肩を叩かれて、また軽くイった。
手のひらに小銭を握らされ、肩を叩かれる。
まるで本当に子供相手にやらされるようなそれに、羞恥心でいっぱいになって逃げ出したくなった。
「おつかいちゃんとできたら、ローターの電源OFFにしてあげるから。」
「ゆったからなっ…それ…!♡」
Nakamuの言葉を聞いて、緊張と快楽で震える体をなんとか抑えながらコンビニの入口に向かう。
ドアの前に立つと、自動ドアが音を立てて開く。
震える足で一歩踏み出すと、涼しい風が体を纏った。
赤く染まった頬を隠すようにパーカーのフードを深く被る。
「いらっしゃいませー…」
店内にいるのは、レジにいるやる気のなさそうな店員と、買い物をしている数人の客。
なるべく人に近づかないように、遠回りでスイーツコーナーに向かう。
御目当てのプリンはラスト1個だった。
ホッとしながらプリンを手に取り、レジへ持っていく。
カウンターに置いて、店員が商品をスキャンするのを待つ。
「レジ袋どうされますか?」
「ぁ…お願い、します…ッ」
「お会計190円でーす。」
Nakamuがくれたお金はぴったりだった。
どんだけ用意周到なんだと呆れながら、小銭をキャッシュトレイにおこうとしたとき。
チャリンッ
「!」
10円玉が1枚床に落ちた。
小銭が音を立てて足元に転がる。
慌てて拾おうとしゃがみ込んだとき。
ゴリュッ♡
「ッ⁉︎♡♡」
しゃがみ込んだことでローターの位置が変わり、ローターが前立腺を押し潰した。
(やだッやだやだっ!まって…!!ッ…)
やだ、だめっ…!♡♡
「ぅ、ぁ…っ♡♡」
体がビクっと小さく跳ねる。
…イッてしまった。
「どうかしました?」
頭上からやる気のなさそうな声が聞こえる。
公共の場で…しかも人の前で…
俺は、何してんだ…
Nk視点
しばらく待っていると、中からレジ袋を持ったスマイルが出てきた。
「おかえりスマイル〜」
笑顔で駆け寄ると、スマイルがキッとこちらを睨む。
でも快楽でトロトロに溶けた瞳で睨まれたってどうってことない。
「ちゃんとおつかいできたじゃん。」
「んんっ…♡ぁ♡♡」
ヨシヨシと髪の毛を軽く撫でると、それだけで気持ちいいのか体をビクリと震わせた。
ローターによって刺激され続けた体はもう何をしても快楽を拾うのだろう。
やがて力が抜けたのかこちらに体を預けてきた。
「これ、もう外せ…!」
「んー、どうしよっかなー?」
「はっ…?」
俺の言葉にスマイルは信じられないと言いたげな目で俺を見る。
「そうだ!近くの公園まで散歩できたら、外してあげるよ!」
「なに、いって…」
月明かりで照らされてキラキラと光る紫色の瞳には水の膜が張られている。
本当は泣き出したくてたまらないのだろう。
普段の彼の様子からは考えられないその顔に口角が自然と上がっていった。
もっと。もっとその顔が見たい。
「は、はなしが、ちがッ…!」
「ほら、頑張って!もっと一緒に歩こ?」
嫌がるスマイルの腕を無理やりひいて歩き出す。
夜はまだ、始まったばかりだ。
sm視点
「ついたよ。」
Nakamuに連れられて歩くこと10分。
ようやく公園についた。
途中、人がいる中でイったり、Nakamuに意地悪で背中を撫でられてイったり、、
公園に着く頃には、絶頂した回数はもう数えきれないくらいまでになっていた。
外でイってしまうたび、人としての尊厳がなくなってしまうような感覚がして、俺の心はもうボロボロだった。
Nakamuに連れられ、公衆トイレに入る。
「はやく、とれっ…」
「分かったから急かさないで。」
個室に一緒に入って、便器の上に座らせられる。
はやく、一刻もはやくとってほしい。
お前のせいで、俺がどんな思いをしたと思ってやがる。
「プリン床に置きたくないから、スマイルが持ってて。」
Nakamuはそう言うと、レジ袋を俺の首にかけた。
…こいつ、どんだけ俺に屈辱的な思いをさせれば気が済むんだ。
睨みつけても、Nakamuは淡々と俺の服を脱がせていく。
「…んー、ここでフツーにとっても面白くないよね。」
俺の服を脱がせている途中で、Nakamuがそう呟いた。
…嫌な予感がする。
「いや、面白いとかそういうの、いらないから…!」
俺が抗議を無視して、何か思いついたらしいNakamuが意地悪な笑みを浮かべながら此方を見た。
「あ、そうだ。スマイル。」
「自分でローター出してよ。」
「…は?」
人のいない静かなトイレの中。
確かに聞こえてきた悪魔みたいな提案に耳を疑う。
自分で、出せ…?
「もちろん手は使っちゃダメね。」
「は、?えっ…?」
手を使わずに…?
そんなこと、できるわけないだろ。
「…俺は、やらないぞ…」
「やって。」
「ッ…ゃ、だ…!」
「ダーメ。」
便器の上はバランスが悪いから、滑り落ちてしまわないようにM字に開かされた脚を自分で持った間抜けな姿を晒さなければならない。
体制のせいで、ローターが後孔のふちまできて居心地が悪い。
Nakamuは人懐っこい笑みを俺に向かって浮かべるけど、求めているのは最低なプレイだった。
「ほら、あとは力入れて出すだけだから。」
「ゃ、やだっ…、」
渋る俺を無視して、Nakamuは無理やり俺の脚を開かせた。
「なか、むっ、!ほんと、やだッ…」
Nakamuに疑似的なものとは言え、排泄するような真似を見られるわけにはいかない。
頭を振って、理性を保とうとする。
「ぁ、やっ…や゛だッ…」
「んー、今ちょっと見えたんだけどな〜…引っ込んじゃった。」
「ひ、ぅ…ほ、んとに、むりッ…」
早く外してほしいとは言ったがこんな形でローターを出すことなんて求めてない。
「は、ん…ぁ、あ…ッ」
「がんばれ、あとちょっとだよ。」
「ゃ、だ…みん、なっ…!」
「見るに決まってじゃん。」
「う、ぅ゛…ぁ、…」
…このままだと本当にローターが出てきてしまう。
最大の振動がぶるぶるとふちを揺らし、今この瞬間もローターによって強制的に振るわされている穴を見つめられているのだと思うとぼろぼろと涙が零れてしまった。
「っ、やだッや、!みる、な…!」
「え〜?見たいのに。」
「ほんとに、や、やだ、いやだ…!」
余裕がなくなってしまい、駄々をこねる子供のようにヤダヤダと言う。
羞恥で目をギュッと瞑る。
「全然出てこないじゃん。」
「ふ、ぅ゛…ぁ、う…」
「しょうがないから俺が手伝ってあげる。」
必死に体に力を入れて我慢していると、Nakamuのそんな声が聞こえた。
意味がわからなくて目を開けようとしたとき。
「ひ、あっ⁉︎…♡♡…あ、ぁ、…!」
敏感になった太ももを優しく撫でられた。
一瞬だけ力が抜けたその瞬間。
ローターが後孔から顔を出していく。
カツン、とローターが床に落ちる音が聞こえた。
ローターが出ていったのだと気づいた途端、ボロボロとさらに涙があふれだした。
Nk視点
「ぁ、あ…」
「よくできたね、スマイル!ちゃんと見てたよ!」
ボロボロと涙を流して、放心状態になっているスマイルの頭を優しく撫でる。
ギュッと体を抱きしめてあげると、すぐに体を預けてきた。
「…もう、やだ…」
「頑張ったね。お家で一緒にプリン食べよっか。」
汗だくのスマイルは俺の提案に静かに頷く。
「ん…」
…機械から与えられる快楽とは別に、人前でイっちゃうことに気持ち良さを感じてることに、スマイルは気づいてんのかな。
こんないじめられてるのに、本気で俺を拒絶しないスマイルはやっぱマゾの素質があると思う。
こんなこと言ったら、絶対拗ねちゃうから言わないけど。
疲れ切っているスマイルの髪の毛を優しく撫でる。
…ほんとは今すぐに挿れたいけど、流石に可哀想だから我慢しよう。
帰ったら犯されちゃうことも知らずに俺に体を預けるスマイルの頭を撫でながら、俺はプリンが入ったレジ袋を手に取った。
コメント
6件
元々kn受けが好物でしたが新しい扉が開きました。ありがとうございます😭🫶
ぐぅ神 ぐぅの音しか出んくらい良きぃ(?)