コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
「あーあ……そろそろ飽きてきたし終わりにしようか」そう言って彼女は柊さんの腕に釘を2本刺した。「うぐぅぅっ!!」柊さんは絶叫する痛みに耐えきれずに暴れ回るそれをみて彼女は笑って言った。
「あははっ!いい声で鳴くじゃん♪でもまだまだこんなもんじゃ終わらないよ?」そういうと今度は柊さんの腕に刺さった釘に銅線を巻き付ける。「ほら見ててよ!」彼女は機械のツマミを回すと銅線を繋げた柊さんの腕に電流を流し始めた「うぎゃああっ!!」柊さんは今までで一番大きな叫び声をあげたそして彼女の手の動きに合わせて電流が流れる「あははっ!!いい声!もっと聞かせてよ!」彼女は楽しそうに笑いながら更に電圧を上げるすると、柊さんの体には大量の汗が流れ始める。
「うぅ……痛い……苦しい……」柊さんが苦しそうに言うのを聞くと彼女はさらに電圧を上げた「あはははっ!!最高だよ新海君♪ほら見て?もう死にかけてる」彼女がそういうと、柊さんの目は虚ろになりかけていた。しかしそれでも必死に耐えている様子だった「へぇーまだ頑張るんだぁ?じゃあこれならどうかな?」そう言って彼女は柊さんの口に布を押し込み猿ぐつわのようにした そして最後に、柊さんの頭に電極を差し込んだ「ふふっ♪これで完璧だね!」僕は恐怖を覚えながらも何も出来ない自分に腹を立てた。そんな僕を見て彼女が言う「……ねぇ?新海君……」その言葉にハッとして彼女の方を見ると笑顔で言った。「私ね……ずっと新海君のことが好きだったの」そう言うと彼女は僕に近づいてきた「ねぇ……新海君は私を選んでくれるよね?」僕は何も答えられずにいると彼女は悲しそうな顔で言う。「やっぱりそうなんだぁ……」そう言うと、彼女はナイフを取り出した。そしてそれを僕に突きつける「……じゃあね?新海君……」そう言って僕の胸に刺そうとしたその時、「うわぁぁぁ!」僕は全力で鎖を引っ張る。瞬間、鎖が弾け飛ぶ。火事場の馬鹿力と言うやつだろうか?僕はそのまま彼女から距離を取ったそして彼女に言う「君は……間違ってる……」そう言うと彼女は狂ったように笑いだした。「あははははは!!何それ!新海君って面白いね!」そう言ってまた柊さんに向き直ると今度はスタンガンを押し当てた。「あがぁっ!!」柊さんは悲鳴を上げるがそれでもお構いなしに続ける「あははっ!!もっと鳴けよ!!」そう言いながら更に電圧を上げると、彼女の体は激しく痙攣し始めた「うぐぅぅっ!!!」柊さんが叫ぶ「あははっ!!それ最高だよ!!」そう言って彼女はナイフを取り出したそしてそれを柊さんの目に刺した「ぎゃああっ!!」柊さんは痛みで暴れるが、鎖のせいで動けない「あははっ!もっと泣け!もっと苦しめ!そして死ね!!」そう言いながら何度も柊さんを切りつける「あがぁっ!!痛いっ!!やめてぇっ!!」柊さんは必死に抵抗するが、鎖のせいで動けない「あははっ!いい気味だ!」彼女は笑いながらナイフを振り下ろす。瞬間、僕の心で何かが切れた。「もうやめろ!!」僕は彼女に掴みかかる「何するの!?新海君!?離してよ!私は新海君のためにやってるんだよ!?」彼女が言うが僕は構わず続ける「もうこれ以上柊さんを傷つけないでくれ!お願いだから!」僕が言うと、彼女は一瞬驚いた顔をした後、すぐに笑顔に戻った「……ふふっ♪やっぱり新海君は優しいね♪」そう言って僕を押し除けると柊さんの首にナイフを当てた。そしてそのまま切りつけた「うぐぅっ!!」柊さんは悲鳴を上げる
「あははっ!ほら見て?これが私の愛なんだよ?」そう言いながら何度も切りつけ続けた。その度に彼女の体は激しく痙攣し、大量の血が飛び散る。「あ……がぁ……」柊さんは声にならない声を上げる
「あははっ!さっすが柊!まぁ死なない程度にしてるからかな?まだ生きてるね♪」彼女はそう言いながらまたナイフを振り上げる。「やめろ!」僕は傍にあった鉄パイプで彼女を殴り飛ばす「きゃぁっ!?」彼女は地面に倒れる。すかさず僕は彼女の上に乗って押さえ込んだ
「……新海君?」柊さんは虚ろな目で僕を見つめる「待ってて!今助けるから!」僕がそう言って駆け寄ろうとすると、神崎さんが起き上がり僕に抱きついてくるそして耳元で囁いた「ねぇ……私を選んでくれるよね……?」その囁き声に一瞬思考が止まるしかしすぐに我に返り彼女を押し退ける「お願いだから目を覚ましてくれ……」僕が言うと彼女は狂ったように笑いだした「あははっ!!無駄だよ新海君!私はずっと前から狂ってるんだから!」そう言ってまた僕に抱きつこうとする。
「やめろ!!」僕は彼女の手を振り払うとそのまま彼女を突き飛ばした「きゃっ!?」彼女は壁に激突し倒れる「うぅ……痛いよぉ……」そう言いながら僕の方を見る目は焦点があっていなかった「ねぇ……私を選んでくれるよね?」再度聞いてくる彼女に僕は何も言えなかった
「……そっかぁ」彼女はそう言うとナイフを取り出し自分の首に当てたそしてそれを一気に引いた「がっ……!」血飛沫が上がると同時に彼女の体が痙攣し始める。そして数秒後、動かなくなった。「あぁ……」目の前で起こった光景を見て僕は絶句した。「そ、そうだ……柊さん!」僕は慌てて柊さんの元に駆け寄ると、彼女の拘束を解く「うぅ……」柊さんは意識を取り戻したようだった。しかしその姿は見るも無残なものだった彼女の体は傷だらけで、目も片方しか開けていない状態になっていた「……新海君?」彼女は僕の姿を確認すると弱々しく言った。