人間が人間の血を大量に摂取すると死に至る可能性がある。
今までの2人の血はどうしたのだろう?
また、阿部の血を手に入れてどうするのか?
なぜ阿部なんだろう?
疑問はずっと付いてくる。
グループ唯一のAB型だから?
まだまだ分からないことが多い。
菅野が話が出来るようになった。
警察が話を聞きに行く。
抜いた血を浴槽に溜め、身体を浸してると。
犯人は女性であると。
吸血鬼伝説と言われた外国の貴族の夫人がいた。
その人物の真似しているのだろう。
血で洗うと綺麗になると、夫人は思い、大量の女性の血を抜いた。
阿部も、その伝説は知っていた。
ありえない話である。
綺麗になんかなるもんか。
犯人は女性。
顔は分からない。
いつも仮面を着けている。
だが、スタッフの中にいる。
メンバーの中で阿部が1番綺麗だと思い、阿部の血が欲しいそうだ。
犯人は誰かと聞いても分からない。
目黒ー亮平くん、聞いた?
阿部ーうん、スタッフさんの中にいたんだね。
目黒ー今、警察が調べてるけど、犯人分かるかな?
阿部ー分かってほしいね。
テレビ局へ行く。
今日は1人の仕事。
マネージャーがお腹を壊しており、トイレに行く。
阿部と警護の人も行く。
女性トイレから、見知った顔の人が出てくる。
あのスタッフの中の1人で、ディレクターだ。
飯森ー阿部さん、おはようございます。
阿部ーあっ、飯森さん、おはようございます。
近づいてくる。
警護の一瞬の隙を狙って、阿部の首に注射針が当てられた。
飯森ー来てもらうわね。
阿部ーあなただったんですか。
飯森ーやっとあなたの血が手に入る。
阿部ーバートリ・エルジェーベトみたいにですか?
飯森ー血の伯爵夫人ね。
阿部ー伯爵夫人が集めたのは、処女の血ですよ、僕は当てはまりません。
飯森ー頭が良くて顔も綺麗なあなたの血がいいのよ。車に乗って?
阿部ー拒むとどうなります?
飯森ーこの注射器の中は猛毒なの、死にたくないでしょ。
阿部ースタッフの菅野さんと野々村さんはなぜ血を抜いたんですか?
飯森ー練習よ、それにあの2人も頭はいいの。
阿部ーあなた、どうかしてる。
飯森ー早く表の車に乗りなさい。
阿部が消えてしまった。
警察が飯森の自宅を調べたがいなかった。
どこへ連れて行かれたのだろう?
警察は、菅野に事情を聞く。
車で1時間くらいの山間にある古びた洋館。
場所も覚えていると言う。
警察と菅野はその洋館に向かった。
その頃、阿部が連れ去られたと連絡を受けたメンバー。
今、警察が救出に向かっていると聞く。
阿部は、大丈夫だろうか?
間に合うだろうか?
続く
コメント
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続きにワクワク☺️