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蓮司さんは髪をかきあげ、血の混じった唾を吐き捨てた。
「あなたは志麻さんに近すぎるんですよ」
「何だそりゃ。俺は……」
「志麻さんだっていつもあなたの話ばかりだ。送り迎えに髪のセット、弁当作り? おまけに、デートにつけてくるペンダントはあなたから貰ったものだそうじゃないですか」
蓮司さんは手を伸ばすと、朱虎の襟首を掴み上げた。
「何度むしり取ってやろうかと思いましたよ。好きな女性が他の男に送られたものを身に着けているなんて、腹が立つに決まってるでしょう!?」
蓮司さん、ストレートすぎる……!
何というか、ものすごく居たたまれない。いっそここから出ていきたい。
もう好きなだけ殴り合いさせとけばいいんじゃないかな……とすら思えてきた。
「ミカ、うちら外に出てようか***************
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