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hrfw

1 - 第1話

♥

361

2024年12月02日

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hrfw 書き直し



マジで少しmbfw(ほとんど無いに等しい)



暴力表現有り



この先伏字ありません



本人様方とは一切関係ないです



kid『』

fw「」

その他[]
























kid side



『不破さん、今日ホストクラブまで迎えに行ってもいいですか』


僕が そう聞くと、ドアノブに手をかけていた不破さんは一瞬目を瞬かせてからほとんど表情を変えずに言った


「え?ダメ」


『なんで!?』


あまりにも即答で思わずツッコむ勢いで聞き返してしまう

すると、まるで小さい子を諭すような優しい口調で不破さんは答えた


「あのな甲斐田、歌舞伎町ってガチで危ないとこなんよ」

「そんなとこにお前みたいなヒョロい奴が来たら格好の的になるだけやから。絶対来んなよ」


いや、危ない所なら余計不破さん1人はダメじゃん

そう思ったが、口に出してしまえば「絶対来んな」と深く釘を刺されそうだったのでとりあえず上辺だけ納得しておく


『…分かりました』


「ん。じゃ行ってくるわ」


『行ってらっしゃい』

『気をつけて』












というやりとりをしたのが約7時間前

もしかしたら心配しすぎだと思う人もいるかもしれない

けどホストという職業をしている上で不破さんの身に何も起こらないとは限らないし、なんせあの綺麗な見た目だ

色々心配になるのも仕方ないと思う


『…よし、そろそろ行くか』


僕は上着を羽織って不破さんが働くホストクラブへ向かった












うわぁ…ほんとに治安悪そうな街だな

ゴミはそこらじゅうに散らばってるし、何かが腐っているまま放置されているのか辺りには腐臭が漂っている

至る所にあるネオンライトはしばらく見ているだけで視力が落ちてしまいそうだ


『不破さんの瞳は綺麗なのに…』


あの、ネオンライトを閉じ込めたような綺麗な瞳

ジッと見ていると気まずそうに目を逸らしながら頬を赤くするところも合わせてずっと眺めていられる






「___!」

[今更俺に反抗してんじゃねえよ!!]


『!?』


えめっちゃ怒ってんじゃん…怖

やっぱり迎えに来てよかったかも

この心配が杞憂で終わるならそれでいいし、てかその方がいいし


そう考えながらも何かと喧嘩の方が気になってしまうのが人の性ならぬ僕の性

怒声がとんできた方をチラッと見ると、目に入ってきたその光景に僕は唖然とする



『は?』


無意識のうちに口から零れ出たそれは、僕のものとは思えないほど低かった





















fw side



『今日ホストクラブまで迎えに行ってもいいですか』


その言葉に俺がどれだけ心臓を跳ねさせたのか、きっと甲斐田は知る由もないだろう

俺はすぐさまそれを拒否する


顔に 心配 だと書いてあるのが分かるほど心配してくれてる甲斐田には悪いが、あんな場面を見せてしまう訳にはいかない。絶対に




「じゃ行ってくるわ」


『行ってらっしゃい、気をつけて』


甲斐田に内心を悟られないよう、営業スマイルを貼り付けて家を出た











「はぁ…」



いつも通り嘘でしかない言葉で姫を喜ばせ、その日の仕事は終わり

身支度を終えた時には既に1時を過ぎていた



[…今日も来いよ]


いつもみたいに同僚に呼び出される

初めのうちは恐怖心があったが、今ではそれも無くなってしまっていた

慣れって怖いなと、体中にできた痣を見て思う


「…はい」


今日も頑張らんと。


























[おらっ、!]


「っ、はッ、!う”ぇ…」



いつも通り、同僚から路地裏で暴力を受ける


こいつは服で見えないとこしか殴らないからタチは悪いが甲斐田にはバレない

それだけが不幸中の幸いだ


痛いけど、反抗しなかったら相手はすぐ飽きる

だから大人しく我慢する。この地獄の時間を

そうしていれば、すぐ終わるって思ってた



[チッ、はぁ…そろそろ殴んのも飽きたな]

[お前、脱げ]


「…は、?」



今さっきまでは



[脱げっつってんだよ]

[強いて言うなら女抱きたかったけど、まぁ贅沢言ってられないよな]


それを聞いて、真っ先に考えたのは自分のことではなく甲斐田のことだった


俺がこいつに犯されたら、まだあいつは俺を好きでいてくれるんだろうか

……きっと、嫌な思いをさせることは避けられないだろう


「…いやや」


[あ?]


そう思うと、最近は全くといっていいほど湧いてこなかった「嫌だ」という感情が口をとって出た


「嫌だっつってんの。もうお前に付き合ってられん」

「嘘でも女性を大切にできないやつなんかホスト辞めちまえ」


こんなこと言ったら相手は構わず俺を殴ってくるだろうが、まぁ、犯されて甲斐田に不快な思いさせるよりはマシだ


[…なんだお前、急に生意気なこと言いやがって]


「!、ッた…」


顔を掴まれ、その直後後頭部を後ろの壁に思いっきり打ち付けられた

マジ、死ね。コイツ


[今更俺に反抗してんじゃねぇよ!!]


顔を掴んでいる手を引き剥がしたいのに、頭がガンガンと痛んで何も出来ない


いよいよ意識を保つのも難しくなってきた時、俺を掴んでいた奴の手が顔から離れ、代わりに誰かに包まれるような感覚がした


































一旦切ります。

次回に続く

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