「あれだけwki以外から貰ったもの以外付けないって言っておいてどういう事だって思うかもしれないけど…えっと…その……」
「それで、誰の為にryoちゃんの耳朶にそれを付けたの?」
焦った様子で舌っ足らずに説明しているfjswと違って、笑顔でwkiは笑顔で問う。顔は笑顔だが、声は驚く程低かった。だからか、fjswの肩がピクリと動いた。
「だ、誰の為に……?」
「そう。誰の為に?」
上目遣いで鸚鵡返しに問うfjswはとてつもなく可愛らしいが、それは置いといて、fjswにイヤリングを渡したヤツがwkiは許せない。
そう思い、増々黒い笑顔で温度を下げた。
「誰のって……wki…?」
そのせいか、このfjswの言葉を理解するのに時間が掛かった。
「………………………………え?俺?」
漸くfjswの言葉が脳みそに浸透し、意味を理解した後、思わず目をぱちくり瞬かせ、wkiは間抜けな声を出した。
え?何で俺?
「で、でも、今までイヤリングなんてあげたこと無かったよ?」
1度買ってしまったことはあったが、 新品未使用のまま家のアクセサリーボックスにずっと仕舞っている。
あれ?記憶違い??と混乱するwkiに、fjswは「そうじゃなくて」
「wkiから受け取ってない。そうじゃなくて……あ、でもwkiの為じゃなくて僕の為か……」
そうfjswはポツリと呟く。
やっぱ俺がプレゼントした物以外付ける訳ないよな…と、自分記憶と整合性を確認したwkiは、首を傾げる。
「つまり……どうゆう事?」
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