テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
朧
7,914
Null
74
おばけさん
274
#wrwrd
8/|/aB(旧アイビー)
1,612
あれから数ヶ月
街に発生する地球外生命体も減り、部隊の活動も少なくなった
お陰様で俺らは世界最強という、 肩の荷を下ろすことができた
苦だった訳じゃないが
俺がカナエのあの事を思い出してしまうため
カナエの案で世界最強の名を二人で降りることになった
変わったのはそれだけじゃなく
気分転換に見た目まで変えた
俺は長かった髪をバッサリ切って短髪にし、服は動きやすいジャージを普段着にしている
カナエは名前を書く時などカタカナだと不便だったため、「叶」に変更した
ついでに俺も葛葉に変更した
そして髪も伸ばし、今ではポニーテールにしている
服も叶独自の好みからオシャレなシャツを
着ている
そして今、俺らは二人で住む家に同居している
「ふ〜 なんもしてねぇのに疲れたー」
「ほんとそれな〜」
「活動がなくなったからって楽になるわけじゃないね」
活動がなくなったため、新しい職場に着いた
普通に会社員とかでも良かったが…
叶がずっとカフェを営業したいって言ってたから俺ら二人でカフェを営業している
「でも、明日からまた仕事だからね〜?」
「はいはい、わかってますよー」
「ほんとかよ笑」
「叶〜」
「葛葉?どしたの」
「これ」
「これ、リング?」
「っそ」
「なんで急に?」
「今日ってなにか記念日とかあるの?」
「ちげーよ」
「…まぁなんか、渡したくなった」
「…っふ 可愛いとこあんじゃん」
「はぁーー!!??」
「もう知らねぇから やっぱそれ返せよ! 」
「えぇ!なんでよ〜」
今日も平和でなによりだ
こんな日々が毎日続くといいな
𝑭𝒊𝒏.
コメント
1件
読み終わりました…! ああ、良かった。世界最強の肩書きを降りて、名前まで変えて、二人でカフェを始めた日常。リングのシーン、不意に「渡したくなった」って言うのがもう最高に甘くて、でも軽すぎなくて。活動が減って肩の荷を下ろせたのも、ちゃんと二人で選んだ道なんだなって伝わってきました。最終話として、とても優しい終わり方でじんわり来ました。お疲れ様でした、高橋えのきさん!