あれからは毎日メンバーが来てくれる。忙しいはずなのに。こんな自分に時間を割いてくれるなんて…嬉しい気持ちと、複雑な気持ちが入り混ざっていた。病気になってから心がめちゃくちゃになってしまった。おくすりをのむ。でもたまに弱音を吐いてしまう。
『自分は…明日も生きられるかな…みんなと笑っていられるかな…』
死ぬことは怖くない。ただ、みんなと会えなくなるのが、嫌なだけ。でも、こんな弱音吐いたら、みんな悲しむよね。だから、全てを忘れて笑おう。そう決めてから、みんなに弱音を吐いたことはなかった。
〈おんりー…〉
『おらふ…くん?』
〈聴かせて欲しい。今何を思っているのか、どんな気持ちかを。〉
『苦しい。なんでだかはわからない。薬をのんでも変わらない。』
〈死ぬのって…怖い?〉
『別に。でもみんなと会えなくなるのは嫌。』
〈そっか…〉
じゃあさ、と君は口を開く。
〈死んでも会いに来てよ!気がつけないかもだけどさ。居てくれたら、嬉しいな。〉
やっぱり、君は優しいね。みんなもそう。
この優しさに、まだ包まれていたいな。
低クオリティでごめんw
コメント
2件
これが低クオリティ⁈いやいや高クオリティどころじゃ無いでしょ