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桜魔の国のお姫様

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桜魔の国のお姫様

第10話 - 第10話　🌸🍒

100

2025年05月12日

#にじさんじ夢小説

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桜魔の国のお姫様　第十話

杏奈「お父様！私も戦います！！」

ご当主「駄目だ。足手まといになる」

杏奈「でも！みなさんが戦っているのに、戦える私が戦わないのは．．．！」

ご当主「．．．だが、私はお前に怪我をしてほしくないんだ．．．わかってくれ．．．」

杏奈「っ！」

杏奈「．．．なら、結界を張らせてください。それなら安全ですし、甲斐田の手助けにもなります！」

ご当主「．．．わかった。」

杏奈『甲斐田！結界を解いてください！私が張ります！』

甲斐田『え、でも！』

杏奈『これでも当主の娘です。私も戦いたいんです！』

甲斐田『わかりました。無茶はだめですよ！』

杏奈『わかっています。』

弦月「え、杏奈様が張るの？！」

甲斐田「うん、でもそのおかげで攻撃に集中できる！任せるしかない！」

剣持「甲斐田くん、これから弦月さんと向かうでしょう？魔が来たときってどうしたらいいですか？」

甲斐田「あ、なら武器を渡しますよ！それとも使い慣れている武器になりそうなものがあったら術を付与します！」

剣持「あ、なら僕は刀に付与してください。」

加賀美「私と不破さんは貸してもらってもいいですか？」

甲斐田「もちろんです！協力してもらってるんですから、それぐらいはやらせてください！」

不破「甲斐田〜俺銃がいい〜」

甲斐田「ん〜ならこれですかね？ちょっと扱いが難しいんですけど、ゲームが得意な不破さんなら大丈夫だと思います！」

不破「おぉ！かっけぇやん！」

甲斐田「社長は．．．近距離がいいですかね？動けますし、短剣とかどうですか？」

加賀美「じゃあそれで。甲斐田さんに任せますよ。」

弦月「みなさん準備できました？」

加賀美「はい！大丈夫です！」

弦月「今から僕らは〇〇さんのところに向かいます。」

剣持「どこにいるかとかわかってるんですか？」

弦月「さっき、晴くんに調べてもらいました。今ご当主様のところに向かっています。」

不破「なんでや？」

弦月「多分ご当主様を倒して、桜魔を乗っ取ろうとしているんだと思います。それなら、僕が実際に聞いた話とも辻褄が合います。」

加賀美「なら、私達も急ぎましょう！」