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熊野光一
悲鳴はグラウンドの方からか。
「お前らはここで待ってろ」
「俺達も行きますよ。先生」
「わかった。ただ危険だったらすぐに戻れよ」
そう言って俺達はグラウンドに向かった。
そして、そこにいたのは『クリア』だった。
「クリアか。防衛機関にすぐに連絡を」
「がぁぁ!」
クリアは先生に向かって火球を飛ばした。
「危ない!」
俺は咄嗟に先生の前に飛び出していた。
そして、その攻撃が直撃し、俺は殺される。
はずだった。
ーシュゥ
「なにが起きたんだ?」
攻撃が直撃したはずの俺は無傷だった。
「熊野、ゼロだ」
「ん?・・ああ、そういうことか」
おそらく俺は無意識に能力を発動し、火球の熱と運動エネルギーを奪ったのだろう。
「がぁぁ!」
クリアが触手を伸ばしてきたが、その触手の運動エネルギーを奪い、
その動きを止める。
「なるほどな。ひひ、今からてめぇの全てを白紙にしてやるよ!」
そして、俺はクリアに向かって走り出し、攻撃を仕掛ける。
攻撃のたびに相手の熱を奪い、その体を凍結させていく。
「これで、終わりだ!」
最後の一発を殴ると同時に、クリアは砕け散った。
「やったな。熊野」
「おう!」
「熊野、真条、職員室に来い」
「「あ」」
〜つづく〜
あとがき
ダジャレを言う事にはまってます。
ダジャレって、基本誰が言っても面白くないと思ってます。