テラーノベル

テラーノベル

テレビCM放送中!!
テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

息を殺すようにそれぞれ物陰に隠れた。足音は段々と大きくなる。やがて建物の中に入ってきた。そして暫くすると諦めたように建物の中から出ていったよう。


shellyが、ほっと息を吐く…が、その後横を見ると先程襲ってきたキャラとは違うローブを被ったキャラクターがこちらを見ていた。


「きゃああああっ!!!」


とshellyは思わず大きな声を出しそうになるもその前にローブを深く被ったキャラクターがshellyの口を片手で抑え、もう片方の手を口に当てて『しー…』のジェスチャーをした。


その後、彼は建物の真ん中へ向かい、こう告げた


『外の世界の方々。大丈夫です。私はあなた達の仲間であることを約束しましょう。』


その声を聞き、sproutがゆっくりを顔を覗かせる


「それって本当?」


「嘘じゃないか?油断させたところでワタシ達を襲うとか。」

veeもsproutに続いて彼を怪しむように顔を覗かせた。


『神に誓って嘘ではないと言っておきます。私以外にも仲間がいます。信じてくださるのであればさあ、こちらへ…』


と彼は皆を手招きし、着いてくるよう述べた。


「……怪しい気もするけど……」


「ふむ、見たところ私は信用出来る気がします。」


『もちろん、無理にとは言いません。信じてくださらなくても結構。そこで力尽きるだけですから。』


と彼はフッと笑いながら述べた。

結局Dandy達は着いていくことに。


暫く歩き続け、ようやく着いた建物は先程の建物より頑丈そうに見える。


「…えっと、ここは?」


『havenです。私達の…安全な。』


そう言って彼はドアを開けると中にはまた別のキャラクター達がいた。


『…あら、新しい…子かしら?』


『おともだちたくさんいる!!』


『Hi!!ようこそ。僕達のhavenに!』


『…。』


そこにはゲームの中では楽しそうに音色を奏でていたJevin以外のキャラクターが4人。

しかし、そのうちの2人はかなりの大怪我だったのか、大量の包帯が巻かれている。


『ねえ、Jevin?この人たちはどこから…』


『どうやら、外の世界から迷い込んでしまったみたいだ。見たところblackの影響も受けていないからここに居させてやってくれ。』


「えっと…Jevinって?」


Astroが恐る恐るそう問いかけてみる。

彼はこちらを振り向き、被っていたローブを脱ぐ。それまでよく見えていなかった彼の表情が見えやすくなる。


『自己紹介が遅れていましたね。私はJevinと申します。この世界に住んでおり、生き残った人々の中の1人です。』


そうJevinは述べると軽く微笑み、丁寧にお辞儀をした。


「おお…僕はDandy!!気付いたらここに来てましたー!!」

Dandyはにっこりと笑いながらJevinに握手を求めた。


『Dandy…覚えました。とても素敵な名前です。』

Jevinはフッと笑い、Dandyの握手に答えた。


こうして束の間だが、彼らの交流が始まった。

この作品はいかがでしたか?

52

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚