寧々said
『ハローエブリワン!!みんなのアイドルがお見舞いに来てやったぜ!!』
「病院では静かにしてください」
『あ、すみません』
緑「あ、寧々ちゃん!!」
『やぁやぁ!元気かい?』
轟「、、、まぁな」
『なになに昨日の反省会?』
緑「ん〜、、、まぁ、そんなとこかな」
ガラガラガラ、、、
「おー。起きてんな怪我人共」
やってきたのは、おじいちゃんとお魚みたいな格好をしている人
ふぐの帽子被ってギョギョギョって言わせたい
とまぁそれはひとまず置いておいて、、、、
めっちゃおじいちゃんに見られてるんだが、、、、
なぜか驚いている顔してるし、、、、
まぁ、見なかったことにしよう
なんかわんちゃんも来ました、警察らしい可愛い
面「あぁ、かけたままで結構だワン」
『おっけーだワン』
飯「白虎くん、少し君は空気感というものを学んでくれ」
怒られちまった
面「君たちがヒーロー殺しを仕留めた雄英生徒とプロヒーローソロモンだワンね」
『そうだワ、、、 轟「はい」
ちょ、遮んなって、、、
にしても、署長がわざわざ何しに来たんだか
嫌な予感しかしねぇな
面「逮捕したヒーロー殺しだが、火傷に骨折となかなか重症で、現在警戒態勢のもと治療中だワン」
あー、やっぱりそういう感じなのね
資格未取得者の緑谷達が、保護管理者の指示なく個性で危害を加えるのはアウト
どれほどの悪人が相手だろうとそれは変わらない
規則違反だから厳正な処分をくださないといけないと、ワンワンが言ってた
それと、緑谷達を止めなかった私のことをヒーロー公安委員会に伝えておくらしい
ふざけんなァァァァァ
轟「待ってくださいよ」
轟くんが怒気を孕んだ声でそう言い続けた
轟「飯田が動いてなきゃネイティブさんが殺されてた。緑谷が来なければ2人は殺されていた。誰もヒーロー殺しの出現に気づいてなかったんですよ!?規則を守って見殺しにするべきだったって!?」
こんなに怒っている轟くん初めて見たな
それも、ヒーローとして仲間のために怒る姿
いやはや、いつの前にこんなに成長したんだか
面「結果オーライなら規則など有那無那でいいと?」
規則は平穏を守るためにある
誰かが破って処罰を受けなかったら、私も俺もと規則を破る人達が出てきてしまう
そうならないために、処罰は受けるべきなんだろうけど、、、、
轟「人を助けるのがヒーローの仕事だろ!!」
『・・・』
あー、ほんとにすごいなぁ轟くんは
ちゃんと最初からこの子は、根からのヒーローだったんだ
私も最初はそうだったなぁ
面「全く良い教育をしてるワンねぇ、雄英も。エンデヴァーも」
轟「この犬っ、、、!!」
『待って、犬は笑うてwww』
飯「白虎くん、今そういう空気じゃないだろう!!」
なんで、私だけ怒られなアカンのさ
飯田、私のこと嫌いなのかな
『まぁまぁ、最後まで話は聞こーぜ。どーせ、これだけを言うためだけに来たわけじゃないんでしょう?』
面「その通りだワン」
これに気づいちゃう私やーっぱすごいなぁ
面「処分示々はあくまで公表すればの話だワン」
公表すれば、世論は緑谷たちを褒め称える
けれど、処分は免れない
だから、公表せずにいれば処分は受けなくてすむ
ヒーロー殺しの火傷痕から、エンデヴァーを功労者としてしまえば隠せるから
目撃者も少ないからそれが可能性
緑谷たちの功績は誰にも知られることはないけれど
前途ある若者の偉大なる過ちにケチをつけたくないと、ワンワンはそう言った
面「君たちが受けていたであろう賞賛は無くなってしまうが、せめて、共に平和を守る人間として、ありがとう」
まだまだ子供の緑谷たちに、頭を深々と下げてそう言った
きっと、こういう人達が、平和を守っていくんだろうなと、そう思った
面「ソロモンくんも、本当にありがとう」
『上に言わないでくれます?』
面「それは無理かな」
『(´・ω・`)』
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