テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
「元貴…?もう硬くなってるよ……?」
「興奮しちゃった…?」
そう耳元でささやく若井の声は、とんでもなく色っぽくて、相変わらず優しかった
図星を突かれ、身体が一気に熱くなる
俺は羞恥で赤くなっているであろう顔を腕で隠した
「…ばか…やろ……やだ//…」
「っふ…ぁ、…あっ…」
止まることなく、若井からの愛撫が続いた
「もっ、あっ、、もぅ…やだ、、」
「休んでっ…、ほしいのに、…」
若井の体が心配だときちんと伝えれば、もしかしたら思いとどまるかも、、
などとぼんやりした頭で考えながら、絞り出すような声でそう呟く
「元貴といるのが俺の1番の癒しで活力なのに、元気くれないの…?」
若井が一度動きを止めて俺の手を取り、指の付け根あたりにキスを落としたあと、 わざと寂しそうな声でいう
その言葉がわずかに残る俺の理性を崩壊させた
「…お、まえ、、、ほんと、…ずるいって、、」
そう告げると、若井は、ふふっ、と笑いながら深く甘い口付けを落とす
「ふっ、、う、、はぁっ…んっ、んっ…っ」
くそっ…
もう、俺も止まれなかった
______………
…くぷっ…ぐち…っ…
寝室に移動するなり服を脱がされ、指を入れられてかき回される
「あ“っ…や”っ…ふ…うぅ…」
若井の、綺麗で長い指が二本、俺の中でばらばらに器用に動いて、確実に俺のことを追い詰めていった
若井は快感に喘ぐ俺の様子をみながらゆっくりと指を動かして、決して絶頂に達するような刺激は与えてくれなかった
それでも、俺が弱い首筋や耳を、ぴちゃぴちゃと音をたてながら同時に攻めてきて、イけそうでイけない、もどかしい感覚が俺を襲う
水音と俺の喘ぎまじりの荒い息だけが部屋中に響いていた
「っ…わか…い…、…もっ…い…から、、」
「早く、、いれ…て」
「寝るの、、はぁ…おそっ…なっ…る……」
あくまで時間のせいにしたかったけれど、本当はもう我慢の限界だった
焦らされて火照りきった身体を若井で満たしてほしくて、、、
はやく、、若井のが欲しくて、、、
若井が俺の言葉に微笑んで、額にキスをしてから、 うしろ向きにされて、待ち侘びた若井のモノがぐぐっと入ってくる
相変わらず、若井は焦らすのを継続するみたいで、やけにゆっくりとした動きだった
それが逆に、自分の穴が若井の形に押し広げられていくのをリアルに感じてしまって
「あっ…あっ…ぁ…ふぁ…」と声が漏れてしまう
静かな部屋には自分の声だけがやけに響いていて、羞恥心が俺を興奮させ、 早く次の刺激がほしくて、自然に腰が勝手に揺れた
「はぁっ…わかい……わかい……ん…んん…っ」
求めるように名前を呼んでしまい、
恥ずかしくて、シーツをぎゅっと握りしめ、下唇をかんで喘ぎ声を噛み殺した