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まじちゃんと小説書こうと決めました
セリフ集とか手抜きだなって思ったので
頑張って書きます。
では、どうぞ
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雷国
「おい、浦風。なんで雷国まで来たんだよ。行きにもあっただろ」
翡翠が少しキレ気味で浦風に言う。
「馬鹿だな〜、翡翠さんよぉ。雷国の団子屋さんが1番うめぇんだ!」
浦風は気にせず、翡翠に話す。
「バカって言うな馬鹿。まぁちょうどいい。買い物もしたかったんだ。早く食って行くぞ」
翡翠が浦風の頭を引っぱたく。浦風は、
「いってぇ〜」っと言いながら、歩き続けた。
「お団子、お団子ぉ〜」
珍しく彗はテンション上がっている。
彗は、自分の大好物が団子という理由で
わざわざ団子屋を作らせたそう。
「お前、まだ食うのかよ」
阿須はバカにするように、笑う。
「うん。だってアンケート終わったし、暇だし。」
「暇だからって、団子食いに来るんじゃなくて国のことやることねぇのかよ」
「ない」
彗は即答。阿須はその様子を見て呆れたような態度だ。
食後
「いやぁ、美味かったな〜。ここの団子屋はやっぱ最高だぜ!!」
浦風は腹も満たし、ご機嫌な様子。
お茶だけを飲んだ翡翠は浦風を急かした
「早く、買い物。」
「わかったわかった!行くぞ!」
2人は「ご馳走様でした」と元気よく挨拶をして店の外に出た。出て、目の前にいたのは彗と阿須だった。
「お前ら、誰だ。」
彗が警戒するように2人に聞く。浦風は
「他国から来た一般人ですよ」
とニコニコしながら話す。彗の隣で阿須は焦るように止める。
「すみません。こいつ警戒心強くて…。腹減ってちょっとイライラしてるだけっぽいんで。急に絡んですみません 」
阿須は申し訳なさそうに頭をペコペコと下げた。
「いや、大丈夫ですよ。気にしないでください。」
と翡翠もニコニコしながら、彗と阿須の横を通り過ぎて行った。
阿須はガラリと態度を変え、
「彗、早く食って帰るぞ。」
と言い店の中に入ろうとした。彗は
阿須の服の裾を掴みながら言った。
「阿須、感じた?アイツらの雰囲気。変な感じがしたんだ。」
「変な感じ?俺は分かんなかったけど。」
彗は、冷や汗をかき、周りにビリビリと
稲妻を出していた。
「はぁ、めんどくせぇな。彗。能力暴走しかけてるぞ。お前のお気に入りの店なくなったら悲しいだろ?落ち着け。」
阿須は彗の様子に気が付き、彗の頭と背中を撫でながら落ち着かせた。人は能力暴走すると危険な状態になってしまう。特に彗はそう。誰かが止めないと、彗だけが苦しい思いをしてしまう。それは阿須にとっても嫌だった。
「うん、そうだね。ごめん。ありがとう、阿須。」
彗は少し落ち着き、団子屋に入っていった。
続く