この作品はいかがでしたか?
451
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・ R15 程の表現があります
・ 東京 × 大阪 注意
( 若干 兵庫 × 大阪 要素あり )
大阪 side .
ずっと前から俺は 、大嫌いな彼奴に体の関係を迫られてきた 。元から嫌いだった訳では無い 。前までは 良き仕事仲間であり 、ライバルであった 。
それなのに 。
いつ頃だろうか 、こんな風になってしまったのは 。2大都市だという事もあり 俺も比較的力のある方ではあるが 、圧倒的な力を持つ彼奴には 抵抗もままならなかった 。
しかし 。
思えばこの頃 、彼奴が俺に手を出してくることはなくなった 。興味が失せたのだろうか 、なんて思えば 、ほんと少し寂しく思うも 一気に肩の荷がおりた気がした 。
とある日 。仕事が早く終わり 、上機嫌なまま家の玄関の扉を開け 、手を洗えば リビングのソファに腰をかける 。
ポケットからスマホを取り出し 、鼻歌を歌いながら それを見ていると 、不意にそっち系の広告が流れてきた 。
そういえば 、最近ご無沙汰だったなぁ なんてことをぼんやりと考えては 、自身のズボンのベルトを緩めた 。
__ おかしい 。
恥ずかしい話なのだが 、いつもならこのやり方で その程度の欲など解消できた 。
疲れているのだろうか 、と考えたが なんなら今日はいつもより早く帰れた 。思い当たる節といえば ……… とぐるヾと思考を巡らせれば 、 憎い彼奴の姿が脳内に浮かび 、考えるのをやめた 。
今日はもうご飯を食べて 風呂に入って寝よう 。そう決意するものの 、やはり一度その気になってしまえば中々収集はつかないものだ 。
恥を忍び 、1番信用出来る彼に電話をかけることにした 。
兵庫 「 …… あ 。もしもし ? 兄貴 、どうしたんです ? 」
大阪 「 あ 、あんな ? さっきな ? 色々あってそういう気分になってんけど … なんか 、俺がやってもあんま …… で …… 」
兵庫 「 ……… 今から家行ってええですか ? 」
大阪 「 ん 、来て 」
こうして 、自分で解消出来なかったものを 、彼に手伝ってもらうことになった 。
が ………
結果が変わることはなかった 。彼に対する申し訳なさでいっぱいになった時 、彼が心配そうに尋ねてきた 。
兵庫 「 … 最近変わったこととかあります ? 」
大阪 「 ……… 最近 、東京とやってへんくて 」
兵庫 「 ……… 、 つらいなら 東京に言った方がええ 、ですね 」
彼奴に頼るのは本当に癪だが 、兵庫の真剣な 、悔しそうな表情を見ては そうするしかないのだと悟った 。
今日は一旦その欲を抑え 、早く寝ることにした 。
次の日 。
今日は三大都市の会議の日である 。つまり 、東京がいる 。会議が終わった後にでも言いに行こうか 、と 悔しい気持ちを抑え決意した 。
時刻は19:00 。
外はもう暗くなっていた 。どうやら愛知はこの後用事があるようで 、会議が終わった後急いで帰っていった 。
東京にその事を言い出すタイミングを伺おうと 東京の方を見つめていた時 、東京はその目線に気がついたのか此方へ歩いてきた 。
東京 「 どうされました ? 大阪さん ︎^ ^ 」
大阪 「 ……… 、」
東京 「 ……… ? ︎^ ^ 」
大阪 「 …… なんで 、最近手ぇ出してこおへんのや 、」
東京 「 貴方が嫌そうにしてらっしゃったので ︎^ ^ 」
大阪 「 …… た 、たまには … やろうや 」
東京 「 ええ ? でも嫌だと仰っていたでしょう ? ︎^ ^ 」
大阪 「 …… 最近ご無沙汰 、やろ 」
東京 「 自分ですればいいじゃないですかぁ 、 それか近畿の皆さんとか ︎^ ^ 」
大阪 「 あ …… あんたやないと気持ちようなれへんねん ……! 」
東京 「 ……… へぇ 。それで ? ︎^ ^ 」
大阪 「 ………… 触って … くだ 、さぃ 」
東京 「 … ふヾ 、 ︎^ ^ 」
今にも消え入りそうな声でそう懇願しては 、少し背伸びをし 、頬にきすをした 。
その後別室へ連れていかれ 、そこからの記憶はほとんどない 。
END
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