テラーノベル
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前回同様
ほぼkghr ⚠️付き合ってるのはfwhr⚠️
kgmはfwhrが付き合ってることを知りません
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姫「最ッ低ッ!!!」
(コップに入ってた水をかける)
姫「もう帰るッ!!!泣」
「・・・」
なんやあいつ勝手にキレて水かけてどっかいくとか意味不明や
金も俺が払わんといかんし
なんやねん、俺ばっか嫌な目に遭いすぎやろ。
晴、まじでお前他の男見るとか許さんからな。
甲斐田目線
社長と楽しく雑談しながらゆっくりパスタを食べていると、僕のスマホが鳴った。
「あ、電話」
誰からだろ、そう思って画面を覗くと、 不破さんだった。
姫に逃げられたから僕に電話でもかけてきたのかな?
無視してやるんだから。
加賀美「出て来ていいですよ?」
「知らない番号からでした!間違い電話かな?切っときます!」
知らない番号と息を吐くように嘘をつく。
さっきの雑談の続きをしようと口を開きかけた途端、
「最ッ低ッ!!」
おしゃれな雰囲気だった店内に、怒号が響き渡った 。
それと同時に水が広がっていて、その水が入っていたであろうコップが床に落ちている。 カップルの喧嘩かな?
女の人が泣きながらお店から走って出て行くのが見えた。
加賀美「何かあったんでしょうかね、?」
「彼氏がなんかしたんじゃないんですか?」
周りのお客さんもひそひそと話している
男の方は死角にいるからか見えない。
加賀美「私だったら、彼女を悲しませないように精一杯頑張るんですけどね、」
社長がすこし悲しそうな顔で言う。
その通りだと思う。社長は好きな人には尽くしてそうに見える。
加賀美「さ、お店の雰囲気悪くなってますし、もう出ますか?」
「そうしましょう!」
そう言って予想通りちょっぴり高いお金を払い、僕たちはお店を後にした。
加賀美「次はどこ行きます?」
「お買い物行きましょうよ!」
お買い物デート!
ずっとしてみたかったからこの際してみようと思う。
「わぁ!この服おしゃれ!」
加賀美「たしかに、おしゃれでカッコいいですね、買ってあげましょうか?」
「え、えぇ!申し訳ないです!」
加賀美「甲斐田さんによく似合うと思うんで、私があげたいんです」
その発言が本音だとわかるような、優しい笑顔と声色で僕に話す。
あたたかい、心地よい空間だ。
「で、でも、、」
加賀美「わかりました!じゃあちょっとまっててください!」
そう言って社長は僕が見ていた、同じ服を2着どこかに持って行ってしまった。
数分して社長が戻って来た。
加賀美「あー、まちがえて同じ服2着買っちゃいましたー!甲斐田さん!1着もらってくれませんか!」
わざとらしい演技でその服を僕に差し出す
なんて優しいんだこの人は
「それなら!しょうがないですねー!
ありがとうございます!」
仕方がないからその演技にのってあげた
すると社長がくすっと笑って
加賀美「やはり貴方に買ってよかった!」
少年のような大人のようなどちらでも感じられる笑顔で僕を見る。
そして僕はあることに気づいてしまった
「というか、ペアルック、?!」
加賀美「嫌でした、?それならもう1着あげるんですけど、」
その時、社長は耳をしゅんとさせて、尻尾を下げたような犬に見えた
「嫌ではないです!!全然!逆に嬉しいですよ〜!!」」
そう言った瞬間パッと顔が明るくなって、まるで散歩と言われて尻尾を振り喜ぶ犬のようだ。
加賀美「あ、あと、私お友達とネックレスお揃いにするのに憧れてて、よかったら、その、一緒に買いませんか?」
「もちろん!!えー!そんなのに憧れてるんすか社長!意外だなぁ〜」
加賀美「な、なんか悪いんですか!」
そう言って社長は少し顔を赤らめて恥ずかしそうにする。
「ふふっ笑 さ!早くネックレス買いに行きましょーよ社長ー!!」
加賀美「はいはい笑」
社長に連れられてついたのは高そうでキラキラしているアクセサリーがずらーっと並ぶお店だった。
「き、綺麗〜!!」
あまりの綺麗さに今にでも触れたいくらいだ
加賀美「このネックレス綺麗ですよ」
そう言って社長が見ている先にあるのは、僕の目の色、「サニーシーブルー」と同じ色をしている宝石のネックレスだった。
「僕の目と同じ色だ、!」
加賀美「私は貴方のその綺麗な目の色が好きですよ」
その言葉に少し顔が赤くなってしまう。
なぜこの人はこんなにも僕のことを考えてくれるんだ。
〜夕方〜
「このネックレス気に入りました!」
加賀美「ふふ笑 私も気に入りました!」
社長と2人で同じネックレスをつけ、帰り道を歩く。
幸せだ、こんな幸せなのはいつぶりだろう
いつから不破さんと仲悪くなったっけ、
不破さんは今姫とイチャイチャしてるのかな、、
悲しくなってきちゃうなぁ、、
加賀美「甲斐田さん、?」
「あ、すみませんぼーっとしてて」
加賀美「今日の甲斐田さん楽しそうで私安心しました!またいつでも誘ってください!すごく楽しかったですよ!」
あぁ、この人は何をしても僕を大事にしてくれるだろうな、
でもどうしても不破さんがずっと頭に残る、
僕、不破さんのこと大好きだなぁ、
「はいっ!また誘わせてもらいます!
今日はありがとうございました!!」
加賀美「ふふっ笑 じゃあ私はこっちなので!さようなら〜」
幸せな時間が終わってしまった。
家に帰って、いつ帰ってくるかも分からない不破さんのためにご飯作ったりしなきゃ、
はぁ、不破さん、今日も他の女の香水を漂わせて家に帰ってくるんだろうな、
僕、なんのために不破さんと付き合ってるの?
そう思いながら、僕はとぼとぼ帰る
「楽しかったなぁ」
つづく
みなさん何文字くらいが1番読みやすいですか?
この小説はほぼ2400文字程なのですが、
参考にさせていただきたいのでコメントお願いしますー!!
コメント
2件
私がノベルで練習用に書いていて 1800文字を20分ちょっと書いてて 多分3000文前後が読みやすいと思います!