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むう「んで、話って何なんだ?」

危ない危ない。美味しいカフェラテのせいでお話するの忘れてた…。帰れなくなってしまう。

太宰「いやぁ、そんな大したことじゃないのだけれどね。」

じゃあ喋るな((

太宰「君に殺しは向いていないと思うのさ。」

むう「!」

殺しに向いていない?そりゃ9歳だし身長や体格もあるだろうけど、どういう意味だ?

太宰「君のように心が綺麗な子は、人を救えるんだよ。私たちのように。」

むう「人を救う…ねぇ。救いたくもない人間を救って、感謝してもらって、また救っての繰り返しなんて私は嫌だな。」

太宰「でも、殺しよりはやりがいがあると思うよ。中也の相棒なんかやめて、探偵社に来ないかい?」

ガタンッ

むう「嫌だ。人を救って何がいいのかもわからん。話はそんなくだらん事か?ならばここで終わりだぞ。失礼する。」

太宰「……殺しをしたいとはいわないのだね。」

痛いところを突いてくる。本当に此奴は癪に触るやつだ。

むう「殺しを楽しんでするようなイカれた奴とは違う。だが、人を救えるような心をもつ人間でもない。それしか言えん。」

そう言って、うずまきを出た。

最後に太宰がどんな表情をし、どんな言葉を発したのか、私からは見えなかった。



inポートマフィア

中也「今何時だ…。」

むう「し、7時…。」

中也「外真っ暗だろーが。どこにいた。」

むう「…うずまき。」

中也「はぁ!?あそこは探偵社の下だぞ!?正気か!?」

喧しいな…。

むう「太宰につれてかれたから仕方ないのだ。」

中也「…は?」

まじかと言わんばかりの顔で見てくる。いや、自殺してる人が太宰だとは思わないだろ…?

中也が私に向かって手をのばしてきた。

怒られる…!!(゚Д゚)

でも…


ガシッ

中也「なんもされてねぇか!?大丈夫か!?」

むう「……え、あぁ。」

めっっっちゃ心配してくれた。お母さんかよ((

むう「怒らないのか?」

中也「太宰につれてかれたなら仕方ねぇからな。あいつには俺から注意しといてやるから、もう寝ろ。」

むう「…らじゃー。」

なんだ、優しいところもあるんだな。意外()

寝室に向かい、部屋に鍵をかける。中也が急いで用意してくれた、ベッドと机と鏡、服などが置いてある部屋。改めて、中也の優しさを感じられた気がする。



そのまま眠りに落ちた。

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