コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
むう「んで、話って何なんだ?」
危ない危ない。美味しいカフェラテのせいでお話するの忘れてた…。帰れなくなってしまう。
太宰「いやぁ、そんな大したことじゃないのだけれどね。」
じゃあ喋るな((
太宰「君に殺しは向いていないと思うのさ。」
むう「!」
殺しに向いていない?そりゃ9歳だし身長や体格もあるだろうけど、どういう意味だ?
太宰「君のように心が綺麗な子は、人を救えるんだよ。私たちのように。」
むう「人を救う…ねぇ。救いたくもない人間を救って、感謝してもらって、また救っての繰り返しなんて私は嫌だな。」
太宰「でも、殺しよりはやりがいがあると思うよ。中也の相棒なんかやめて、探偵社に来ないかい?」
ガタンッ
むう「嫌だ。人を救って何がいいのかもわからん。話はそんなくだらん事か?ならばここで終わりだぞ。失礼する。」
太宰「……殺しをしたいとはいわないのだね。」
痛いところを突いてくる。本当に此奴は癪に触るやつだ。
むう「殺しを楽しんでするようなイカれた奴とは違う。だが、人を救えるような心をもつ人間でもない。それしか言えん。」
そう言って、うずまきを出た。
最後に太宰がどんな表情をし、どんな言葉を発したのか、私からは見えなかった。
inポートマフィア
中也「今何時だ…。」
むう「し、7時…。」
中也「外真っ暗だろーが。どこにいた。」
むう「…うずまき。」
中也「はぁ!?あそこは探偵社の下だぞ!?正気か!?」
喧しいな…。
むう「太宰につれてかれたから仕方ないのだ。」
中也「…は?」
まじかと言わんばかりの顔で見てくる。いや、自殺してる人が太宰だとは思わないだろ…?
中也が私に向かって手をのばしてきた。
怒られる…!!(゚Д゚)
でも…
ガシッ
中也「なんもされてねぇか!?大丈夫か!?」
むう「……え、あぁ。」
めっっっちゃ心配してくれた。お母さんかよ((
むう「怒らないのか?」
中也「太宰につれてかれたなら仕方ねぇからな。あいつには俺から注意しといてやるから、もう寝ろ。」
むう「…らじゃー。」
なんだ、優しいところもあるんだな。意外()
寝室に向かい、部屋に鍵をかける。中也が急いで用意してくれた、ベッドと机と鏡、服などが置いてある部屋。改めて、中也の優しさを感じられた気がする。
そのまま眠りに落ちた。