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こんにっちは~♪
syokoko(雨兎).。o○です!
千夏様のコンテスト参加します!
感動部門狙いたいっ!
では!どぞ!
ちょっと前の話だった
いつも通り遊んで、いつも通り帰るつもりだった
でも
キキーッ
水「白ちゃんッ!」
白「…え、?」
ドンッ
気づいたときにはもう遅かった
大好きな君が、大好きな親友が血だらけになっている
水「僕の…せい…だ…」
近くにいたのに気づけなかった
白「…」
うっすらと目を開けた君は
虚ろな目をこちらへ向け
白「いむ…く…の…せいじゃ…ない…だいじょ…ぶ…やで…」
微かに笑う君を見ているのが辛かった
機械音が響く病室で僕は一人白ちゃんが起きるのを待っていた
白「…ん゛んぅ… .。o○」
水「白ちゃんッ!」
白ちゃんは不思議そうな顔をして僕を見た
白「だれ…ですか…?」
僕は言葉を失い、膝から崩れ落ちた
水「…ッ」
水「本当に…わかんない……ッ? 」
もちろん「うそうそ!ほんとは覚えてる!」なんて言うわけもなく
白「すみません……よく……」
水「じゃ、じゃあさ!この人たち……は? 」
白「赤ちゃん……桃ちゃん……青ちゃん……黒……くん……と……だれ…?」
白ちゃんが読み上げた名前に僕は居なかった
水「…ッ…ど…してッ…」
きっと白ちゃんを助けられなかった僕に神様が罰を与えたんだと思う、
でも、でもさ、
水「ちょっとでいいから…覚えててほしかった…」
呟いた言葉は白ちゃんの耳にはいることなく闇へと消えてった
白ちゃんが入院し始めてから数日後
僕は花を持ってお見舞いにいった
水「白ちゃん、今日も来たよ、」
白「あ、水 っち」
僕は白ちゃんに ほとけっち って呼んで貰ってる
水くん って呼ばれると、悲しくなっちゃうから…
白視点
水っちが こと、と音を立てて花瓶を置く
僕は、、何を忘れてるんだろう…
花瓶に生けた花は勿忘草
花言葉
白「…忘れないで、か…」
水「じゃ、じゃあ…僕は帰るね」
無理をしたように微笑む君
僕はいったい…何を忘れているの?
今日は、今日こそは
思い出してくれるかな…
なんて…淡い期待を抱く
でも結局願った通りにはならなくって
また辛い一日が始まる
あんなに仲良かった白ちゃんも、今じゃ別人だ
水「ねえ…初兎ちゃん…僕、寂しいよ… 」
隣で微かに寝息を立てる君には届かない
いつか
きっと
君が いむくん って呼んでくれるまで
僕はいつまでも願うから
半年後
白「なあなあほとけっち」
白「その手に持ってるノートなんや?」
水「……これ……は……」
僕が持ってたのは白ちゃんとの交換日記
これは、見せるべき…なのか…
白「見せてや~!」
水「…い…いよ……」
しまった……白ちゃんに押されて許可してしまった……
水「はい……どーぞ……」
白「いむ……しょー……?」
白ちゃんはどんどんページをめくっていく
そしてとうとう最後のページにたどり着いた
7月7日(月)
ここは白ちゃんが書くはずだったページ
昨日白ちゃんは車に轢かれた
飲酒運転の車が白ちゃんを轢いた
あの車……許さない
それで僕のことだけを忘れちゃった
白ちゃんの記憶は、いつ……戻るの
白「水 … 」
白ちゃんはなにかを思い出したようにカッと目を開いた
白「水くん!水くんや!」
笑顔で僕の名前を呼ぶ君
やっと思い出してくれた
僕のこと、僕との思い出を
やっとだ
日記の最後のページを見たとき
穴の空いた記憶のパズルに
最後のピースがはまった
やっと思い出せた
やっと、やっと
大好きな君のことが
はい!
長かったですね…すいません……
では!おつしょこ~!
コメント
4件
ノベルだあああああああ え、純粋によくね??()
今回長くてとっても良き!わたしも負けないように頑張ろ!