🎴 視点
日が暮れる夕方 俺の目の前に突然現れた彼女、、、 ゛アイツ゛にどことなく似ていた。
寒さで手が震えているのか 、はたまた 憎しみと驚きで声が出せないのか…
よく分からない、
・彼女は ゛お腹すいたね、ご飯食べる?゛ と俺に問いかけ まるで、、、
親と子供の関係のように見えた、
゛手 暖かい゛ 彼女の手は とても暖かく なぜか 抵抗する気も無くなっていた。
彼女の家に着き 玄関へ入る
フワッと花の香りが俺を包み込むように むかい入れてくれた
(個人的に香水の匂いは好まなかった)
(近ずいてくる女は 甘ったるい匂いが嫌いだ)
彼女はリビングへ俺を連れていき ゛ちょっとまっててください゛
そう伝えられ キッチンへと向かった
俺はボーっとテレビを見ていると
フッと気づけば 食卓の上に オムライスとプリンが並べられてあった
俺に気を使ったのか ゛嫌いな物あったら残してくださいね゛ そう言って 彼女は別の部屋へと行ってしまった。
ふと、 ゛一緒に食べてはくれないんだ゛、と
思ってしまった
俺、、、今 なんで、、 そんな風に思ったのか分からなかった 。
しばらくして 彼女が戻っきて ゛ア、 全部食べてくれたんだ゛
゛ ありがとう゛ そうお礼を告げた
・ますます不思議な女(ヒト)だ、
普通は 美味しかった?とか聞くはずなのに、、、
゛ありがとう゛って感謝してくるとか、、変わってる ホントに、
お風呂はいる?! 温かいよ!!
突然 そんなことを言ってきて びっくりした
が、、、 俺は小さい声で、、、 入ると 言葉をこぼした……
その後お風呂場の場所を教えてもらい
服を脱ぎ お風呂に浸かる
シャンプーやボディソープはとてもいい香りがした 。
少しだけ、、、 喧嘩した時に 刺された腹が染みた、
お風呂から上がると 彼女は ソファーの方でドライヤーを持って待っていた。
゛髪乾かさないと風邪ひいちゃうよ゛
そうして 彼女に乾かしてもらい 暖かいココアを用意してくれた。
そして 俺はいつの間にか ソファーで ウトウトして 眠ってしまった。
どれくらい深い眠りについていただろう
ふと目を開けると ベットの上だった
おそらく 彼女が俺をここまで運んでくれたのだろう
ゆっくりと身体を起こし 眠たい目を擦りながら、、 起き上がろうとした時 誰かが俺の服を引っ張った
? 何かに引っかかってる、、、
布団をどかすと隣で彼女がスヤスヤと眠っていた
゛?なんでこいつ 俺と寝てるんだ、、、゛
本当に変なやつ、、、
でも 服を引っ張られている状態で動いたら
起こしてしまうかもしれない
俺はもう一度布団を入り、 彼女に布団をかけて被せ また思う
゛本当にアイツに似ている゛
コイツの名前、、、なんだろ
俺は再び深い眠りについた