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起きたら保健室のベッドに包まれていた。
ガヤガヤと外から温かみのある元気な声が聞こえてくる。
生 『おはよう、橙君』
橙 『おはようございます』
生 『橙君、熱あるんだぁ、』
橙 『は、はぁ』
確かに頭痛は酷く、今も少し痛んでいる、喉も、痛いし、微かに体が熱い
橙 『そうですか。』
生 『いま、お兄さん達呼んだか((殴』
紫 『橙君!!』
赤 『橙君ぅッポロ』
青 『大丈夫!?橙君!』
流石、親バカならぬ兄バカな兄達だ、。赤兄さん何て泣いとるし、白の毛布を翳せ、動く
橙 『有難う…ご……ざい…まし…た。』
紫 『有難うございました、はい、橙君は今から抱っこでーす。』
赤 『そーだよ!フラフラなんだから!』
青 『心配させないでよねっ!?』
橙 『はいはい、』
呆れた様に、心の中は心底幸せそうだが、少し聞き飽きたんやなそーゆ兄弟が好きやけど
桃 『橙、!大丈夫か?』
橙 『桃ちゃッ!』
彼氏が良いタイミングできた。急いで来たのだろう、汗をかいており、桃色の髪が少し上がっている。
紫 『友達?』
橙 『彼氏』
青 『彼氏かぁー』
…
青 『彼氏!?』
橙 『五月蝿いなぁ…』
赤 『橙君!?彼氏居るんだ!!?』
桃 『彼氏の西園寺 桃と申します?』
桃 『兄弟さん?』
橙 『うん』
紫 『え、あ、う、あ、紫です。』
警戒しとるなぁ、紫兄特有のコミショウが出てもうてる
黄 『あ、目覚めたんですね』
橙 『!会長』
黄 『改めまして、僕は神楽 黄です。』
橙 『あ、はい、美韓 橙 です。』
黄 『くす…ッw分かってますよ』
微笑みの様な表情を見せながら笑いを堪えているのが見える
橙 『確かにw』
紫 『行くよ、熱あるんだから!』
橙 『はーい、』
桃 『LINEでな』
橙 『ん、』
ガタンッ
紫 『まさか彼氏いるなんて…』
橙 『ゆーたら、紫ー君泣くやろ?w』
紫 『…泣く』
赤 『泣くのね?w』
青 『紫兄は過保護すぎなんだよなぁw』
車が走り出し、窓を開けて夕焼けを見つめる。夜になるそんな前にこんな綺麗な夕日が有るなんて、夕焼けは何色もあるし、雲だって輝いて見えた。黄色の空から紫色まで、沢山の色が有る。
赤 『外綺麗?』
橙 『うん…』
こんな世界に居ていいのか、沈んでく、紅い、炎を、見つめる。橙色なんか大嫌いなのに、夕焼けの橙色は好きだ。いや大好きだ。
橙 『あ、』
一番星が、見えた。一番星が見えると同時に、月が顔を見せる。段々暗闇に落ちて行く、そんな太陽が綺麗だ、死んだら彼処に行けると考えたら楽しみになって来た
。日本、地球…いや、宇宙は広い、どこにでも行ける気がする、