この小説は一切ご本人様に関係ありません。
リクエスト、レイ様からでございます。
総メンバー
(爛漫、レア組は含みません)
元wrwrd
⚠軍パロ⚠
⚠やや長め⚠
わんく
rb「…よぉし、目も覚めたし…やるか―…。」
そう言って早朝に放送室に一人、マイクの音量設定やらを適当にいじりマイクの音声を入れた。そして全室内に響き余る程の音量が流される。
rb『…え―、おはようございます。総統からの連絡は特に無し。皆さん今日も張り切って各々の任務を果たしましょう。ノルマはそれぞれ最低3つ、今日の担当はレパロウ、コネシマ、シャオロンです。配置は前回同様、くれぐれも我ら母国を汚国にしないよう頑張りましょ―う…。』
rp「へ…っ?!つ、遂に呼ばれてしまった…っ?!!」
sha「安心せぇ、練習と同じことすりゃエエだけや。」
k「せやせや!!安心せいレパロウ!!」
気怠そうな放送とは裏腹に、張り切った声が出る中不安そうに言葉を漏らす新人をフォローする人物も声を上げた。そしてその放送が終われば、名が挙がった三人は外周へと足を運んだ。
u「お、シャオロン手こずんなや~?笑」
sha「アホ、誰が手こずんねん。」
rb「お前ならやりかねんやろ」
sha「はァ~~??後で覚えとけやお前??」
そうメンバーと戯れ合いながらもさっさと足を運ぶ三人を見送る者が数人。各々自分の持ち場に着き、気合を入れる者や腕捲くりをする者と少し場に賑やかさが漏れ出す。
c「しょっぴ、彼奴等がちょっとでも可笑しなったら言うんやぞ?」
shp「いや、今回は部長も居るし大体はいけると思うで。」
z「せやったら安心やな~、いざとなったら俺も居るしな。」
そう言って大きな監視画面に目を向ける者もチラホラと現れる。早朝午前7時前、皆は早々に身なりを正し活動を開始する。どうやらこの日は初めての外周任務を任される新人をメンバーは気に掛けているようだった。
u「ま~言うて外周任務やろ?平気やって~。」
t「おいお前等、監視役は一人で充分やぞ。」
u「やべっ…」
t「おい待て鬱ぅ゙…。」
一人が声を低くし眼鏡を掛けた一人の男の肩を掴み、一枚の白紙の資料見せつける。そんな二人の光景を片目に、監視画面の前に立っていた者達は散って行く。そして冷や汗をかきながら知らん顔をする一人の男性。
u「は、…はて…??」
t「この資料の締め切り今日までやんなぁ…?何で出来てへんのかなァ…?前聞いた時お前進捗六割って、嘘やったんかいやお前?」
u「、う…う―ん…??僕はそんなモノ最初から承った覚え無いんやけどナ―…??」
t「嘘こけェお前ェ゙ッ!!今日までに作成せんかったら徹夜してでもやらすからなぁ゙!!」
そう声を荒げ眼鏡の彼に一枚の資料を押し付ける。そしてそれに便乗するかの様に周りからクスクスと微かな笑い声が聞こえる。赤いマフラーをした男は資料を押し付ければまた何処かへ去って行った。
u「ひぇ―…、、?!徹夜だけはご勘弁…ッッ!!!あとチーノお前笑うなや゙ッ!!」
c「あっやべ…っ笑」
そう言って自分のデスクに戻って行き、皆がそれぞれ自分の作業に専念し始めた。これだけで現在時刻8時半を上回った。
そうして皆が午前中の業務を終え、丁度正午12時になると同時にまたもや放送が流れ始める。
rb『…え―、、午前の業務等は終了となります。一時間のお昼休憩となりますので、各々休憩を挟んで下さ~い…。』
u「ん゙~~ッ…ようやッとお昼かぁ~…っ!」
c「大先生、一緒に食いに行きましょ!!」
shp「ほなワイも~…、」
そう呟きながら少人数で行動する者、単独で行動する者と別れながらも各々昼飯を食べに行動する。そんな中外周に向かった三人の姿は屋内には見当たらない、どうやら外で昼食を済ましているのだろう。
z「えみさぁ~んっ!一緒にお昼行こやぁ!!」
e「え゙ッ…別にエエけど…、、ゾムさん食害だけはやめてな!?」
z「ン…どうしよっかナ~…??」
e「ホンマやめてッ!?w」
そう軽い雑談を挟みながら昼食を済ます者もチラホラと居るようだ。お昼休憩とは言いつつも、何が起きても柔軟に対応が出来るように席からは離れているも皆仕事場に留まっている様だ。近場へ向かい買って戻って来るのだろう。皆が昼食を楽しみながらも、再び放送が入った。
rb『え―、正午から一時間経過致しました。これにて午後の業務等を再開します。早朝の放送の通り、各々の任務やノルマを果たしましょ~う。』
u「は~……もうひと頑張りすっかぁ…!!」
shp「ほなまた仕事終わりに~。」
z「おっしゃ、頑張るか!!」
現在時刻午後13時、午後の業務等を再開。各々しっかりとした昼食をとったお陰か、ノルマに取り掛かる姿勢が午前よりも活き活きしているように見えた。
ザザッ…
sha『*ッえ―、報告。外周担当からは特に異常無し。午前同様、引き続き徘徊する。繰り返す、外周担当からは特に異常無し。以上。*』
ブツッ…
皆の片耳に付けている補聴器の様な物から粗めの音声が流れて来る、どうやら午前も正午も異常は見つからない様だ。どうやら補聴器の様な物は全て音声連絡専用の物の様だ。現在時刻午後13時半を上回り、特に反応もせず時が過ぎていく。
ザザッ…
k『*ッあ゙―…報告、短長ナイフを片手にした小柄の女性の身柄を確保。三人程の応援を求む。繰り返す、短長ナイフを片手にした小柄の女性の身柄を確保。三人程の応援を求む。以上。*』
ブツッ…
ザザッ…
shp『*了解、念の為四人程の応援をすぐにそちらへ寄越します。それまでそのまま待機しとって下さい。*』
ブツッ…
そんな一つの報告に戸惑いを見せずに、すぐに慣れた手付きで冷静に対処を行った。そして次は業務用の端末を片手に持ち、そこに先程の指示を的確に送った。そして妬みの様にして一人が呟く。
shp「何やねん…こーゆー時だけ一丁前に…。」
u「ッふ…wしょぴ?笑」
c「大先生の元カノ―?やだこわーい。」
u「おいチーノ??」
現在時刻午後15時半、対応時間僅か数分程度。手際の良さに驚きを隠せない、良くある事なのだろうか?それ程の手際の良さだった。私語を少し挟みながらも真っ当にノルマをこなしていった。そうこうしている間に再び放送が入った。
rb『え―、20時半が経過致しました。これにて仕事場での作業を完全終了とさせて頂きます。ノルマや任務が未達成の方は自室に持ち込むなり何なりしてこなして下さ~い。』
u「おしっ!資料ギリギリで間に合ったわ―…あぶねー…。」
z「やるや―ん、大先生。」
そう皆各々仕事場から自室やら休憩室へやらと足を運ぶ。そして外周担当の三人は屋内へ足を運び、真っ先に新人は風呂へと足を速めた。現在時刻午後20時半、やっとここで皆が屋内へ集まった。
sha「はぁ―っ…つっかれたぁ―…、」
rb「お疲れ―。」
u「いや~今日めッちゃ頭使って疲れたわ~…。」
t「いつもそんくらい頭回せや…。」
そう雑談を挟みながら皆は少しの休息を挟んだ、そんな中赤いマフラーを巻いた男はある一室へと足を運ぶ。
t「失礼します、明日と明後日の日程のご確認を…。」
g「…ん、あぁ……ン?明日の確認なら昨日しただろう?」
t「念の為です、もう一度ご確認を。」
g「え゙ぇ~面倒な…、、」
そうして明日と明後日の日程を確認した後、完全に今日一日の仕事がやっと終わる。これが彼等の日常だ。休みなんて以ての外、国を経営するもの休み等とうに無い。
それを覚悟の上で、彼等はこの国を支えているのだ。
おわり。
前回同様と、ややというか…結構長くなってしまった。すまんね、腕が落ちてるのは自覚してる。日常ってこんな感じで合ってるのか…?
レイ様、リクエストありがとうございました。
では、次の投稿でお会いしましょう。
コメント
11件
全員騒動の日常系最高すぎますー!!! 腕が落ちてるどころかめちゃくちゃ読みやすくて楽しいです!!
わぁ、知ってる人しかコメントしてない...(( いやぁ...主さんの書き方まじ好きっすわ...
日常系もやっぱいいですよね! 説明文?みたいなので「眼鏡をかけた一人の男」とか「赤いマフラーを巻いた男」とかあえて名前を出さないの好きです!インカムも「補聴器」って表し方なの好きです!