夢物語

凛香～

あなた～！子供達だけ助けて～！

台風で家が流された…

愛子…手を伸ばした私、あなた愛してるから！子供達お願いしますねぇ

ゴォー

イヤァ～！

お母さん～！

凛香、夏美、

俺は子供達とここの海沿いから離れた。

１年経ち。海沿いに花を捧げて拝んだ。

凛香？夏美、きちんと愛子に手を併せろ！…

中学生になり、

お姉ちゃん。

凛香お手伝いしてね。

はい。

何作る？…

じゃがいも、人参、玉葱

カレー？…シチュー？

ちょっと待って？…ゴボウ、豆腐、お肉、

豚汁だぁ。

コンニャクないよ！…

行くからお金ちょうだいね

無駄遣いしないでよ。

お父さん帰るまで作らないと…

ご飯タイマかけた。

いらっしゃいませ～

レジ頼むよ！

はーい。

おばさん？…コンニャクおいてます？…

何作るのかな？

豚汁、

大きなダイコンを持ち、美味しそう笑っ

ダイコン入るよね？…

買う？…

煮物でも出来るね。

ありがとうございます。

はーい。

凛香？。

お父さん？。

歩き？…

車も馬鹿にならない。ガソリン代

自転車あるよ。

何作るんだ？…

お姉ちゃんが豚汁支度してるよ。

手伝えよ？…

お買い物がお手伝い。

はい百円。

貯金箱に入れる笑っありがとう

ただいま～笑っ

お父さんおかえりなさい。一緒だった？。

途中からだよ。

ダイコン笑っ

おばさんがこれが一番大きいって

さすが妹助かる笑っ

トントントン、

いい音だな。

お父さんお風呂いつ入る？…食べてからだな。

夏美入れ？…

汗かいてるだろ。

やっとキッチン台が届くようになったから。

お母さんに似て夏美小さいからな。

失礼よね？笑っ

凛香はお父さんに似たね。

背が高いし羨ましい。

だからって？

後は私が洗い物するから。

うんありがとう任せる。

２年経ち。

ただいま～笑っ

私は来年中学生卒業する。

トントントン。

キッチンに走った。

おかえりなさい笑っ夏美…

お母さん～！…

エンエン！…

お姉ちゃん？…

どうしたの？

お母さんの幽霊出たよ…

テーブルの上に人形が置いてあった…

誰が持ってきた？…

棄てよ？…

気持ち悪いって。

お父さんに内緒だよ…

袋にしまい、

又袋に入れた。

これがリカちゃん人形なら別に構わない…

２日前の豚汁を温めた。

おトーフ入ってるから。

味見する？…

モグモグ…大丈夫味が染みてる笑っ

夜にお水呑みたいって降りて来た。

夏美…おかえり。

ぎゃあ！

お父さん～！

お母さんの幽霊が出たよ！…

今頃にか？…

人形がテーブルに置いてあった…

お姉ちゃん？…

眼を擦りながら。

ごめん…内緒にしてた…昨日もここにあった…

不気味だな。

お祓いするか？…

もしかしたら、お母さんの人形？…

いつも大事にしてたな？…

置いておこ。

お線香、お水、

少しでもご飯あげよ？…

傍に居て欲しかったね。

又お墓参りの時季になるな。

高校生になり、

働くって。

大学に行かせれなくてごめんな。

二十歳になり、

お父さんにお付き合いする人をつれてきた。

結婚したいって中島信吾

３つ違いの妹の私看護士になるって看護学校生活。僚に入るって。

父は一人になった。

愛子…

父親が寝てた。

お父さん？…夏美よ。

半部骸骨になってた。

母の傍に逝った。凛香に連絡した。

お父さん～！！…お母さんの傍にいけて幸せになってね！