司寧々と類瑞
下手注意
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司寧々(司目線)
「司」
「なんだ?寧々」
「今思ったけどあんた私が知ってる男子の中で一番背低いよね」
「なっ、!?」
確かにオレは背が男子の中でいちばん低い……
寧々は、高い方がいいのだろうか、やっぱり類のような高身長がいいのだろうか、
「……」
「…何黙ってんの。また背低いの気にしてる?」
「別に、背なんて関係ないでしょ。私が好きな司はそんなちっぽけなこと気にする司じゃないんだけど?」
「ふは、ありがとう、寧々!」
ちゅっ、と頬にキスをすると寧々は真っ赤になる。「背が低い」と言った仕返しだ!
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類瑞(類目線)
「あ、類じゃん」
「おや?瑞希。君も買い物かい?」
「そうだよ!類は?」
「演出に使う機材の買い出しかな。部品が少し足らなくてね」
なるほどね、と頷く瑞希を見てまた買い物に戻ろうとしたところで
「類!」
と呼ばれたのでつい振り返ると、
「好きだよ。じゃあね!」
……突然愛を告げられて数秒止まった後、その後合流した司くんとショーの話で盛り上がるのだった
「……また司先輩ばっかり。」
「?」
最後、何か聞こえたような気がした。
終わり