この作品はいかがでしたか?
309
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──────とある動画を撮ったあと(捏造)
コンコンッ
「…なに、」
俺は泣いて少し掠れた声で扉の前の相手に問う。
「ごめんボビー、入っていい、?」
「…どーぞ。」
ガチャッ
あいつが申し訳なさそうに入ってきた。
「えっと…その、さっきはごめんね、」
俺たちはさっきまで動画の撮影をしていた。
だがそれはドッキリで、怖すぎるのと安心で俺、キャメ、りぃちょが泣いてしまったのだ。
きっとそれを心配して来てくれたのだろう
「まさかあそこまで泣くとは思わなくて…」
そりゃあれだけ怒ってれば誰だって泣く。まじで怖かったから。
それの償いと言ってはなんだが、俺には彼に少ししてほしいことがあった。
ぎゅっ
「…!?」
俺は彼に抱きついた。
「なに、?どうしたの?」
「こわ、かった、、、!」
抱きついていると安心してまた泣いてしまった。
今日は沢山泣いている気がするが、別にいい。
「そうだったの、?ごめんね」
俺は大丈夫だよという意味を込めて首を縦に振った。
「…よしよし。」
すると彼が頭を撫でてくれた。
「もうあんなことしないから、そんなに泣かないで、?」
「うぅッ…」
「大丈夫、大丈夫だから、」
背中をさすってくれる、それだけで俺はこんなに安心できている。
こうやって泣いているときや、沈みがちなときに放っておくのではなく、ちゃんと隣で落ち着かせてくれたり、安心させてくれる彼が俺は大好きだ。
もう、一生彼から離れられないと思った。
𝑒𝑛𝑑.
コメント
2件
最高です!後、泣き虫ボビーちゃん可愛すぎんかぁぁ!もうボビーは天使っ!(笑)