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[雨夏]→うか [樹]→いつき
[雨夏](私は小さい時から病気をもっていた、、、20歳までは生きられないってお医者さんに
言われてきた。私が親に捨てられたのもそれが理由、、、『あなたを愛して、あなたが死んで泣くより
あなたを愛さずに捨ててしまった方が楽よ、、、』母がそう言って妹を連れて出て行ってしまった。
父はその後急に姿を消した、、、家に残された小さい紙切れには『ごめんな、、、頑張れよ。』そう書いてあった
ごめんですむことなの?死ぬまで愛するのが親の役目なんじゃないの?私は寂しいのかおこっているのか
気持ちがあいまいだった、、、どうしてだろうなんで世の中こんな理不尽なんだろう。
私は何も悪くないのになんで?なんで私を置いていくの?毎晩のように泣いて泣いて泣いて、、、
でもある日私にも光が見えた。それは君だった。私と同じ、、、なんでだろう、、、ほっとけなかった、、、)
[樹]「なぁ雨夏今度夏祭りだろ?2人で浴衣買いに行かないか?」
[雨夏]「いいね!さんせーい」
[樹]「じゃ行くか、、、」
[雨夏]「ねぇいつ…」
[樹]「そういえばお金持ってきたっけ?」
[雨夏]「うん。私持ってるよ、、、」
[樹]「ごめん。なんか言いかけてた?」
[雨夏]「ううん。なんでもない。」
(いつかは樹にもちゃんと話さないとなんだよね、、、あと一年しか生きられないって事、、、あと一年も
一緒にいたら仲良くなっちゃうじゃん。私、、、泣いちゃうじゃん、、、)
(雨夏の目から涙がこぼれる)
[樹]「えっっ雨夏?どうしたの?!」
[雨夏]「何でもないよ、、、」
[樹]「何かあったならいつでも話聞くよ。友達なんだから、、、」
[雨夏]「うん。ありがとう」
(樹はどうしてこんなに優しいの?よけい悲しくなるじゃん、、、でもありがとう。樹)