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手塚Side
茅森月歌が失踪して2ヶ月がたった、各セラフ部隊が情報収集などを行ってなお未だに発見されてない
手塚(茅森さんが失踪して2ヶ月….)
手塚(各部隊が捜索を行っているけど….)
手塚(今のところ手掛かりはなし….)
手塚司令は頭を悩ませていた
七瀬「手塚司令」
手塚「七瀬どうでしたか?」
七瀬「残念ながら31Xからの報告では海外にもいないようです」
手塚「そう….」
各エリアに設置された避難所だけでなく海外の避難所の捜索を行ったが茅森月歌はいなかかった、だが….
手塚「これが最後の….」
七瀬「はい東京に設置された避難所です」
2人は地図を見て言った、2人が見ていた地図は避難所が設置された印と基地の印が印されていた、そして最後の避難所が設置されてるエリア東京
手塚「ここに居ることを願うしかありませんね」
七瀬「はい」
2人がそうやりとりしていると任務に出ていた部隊31Cの部隊長山脇・ボン・イヴァールから無線が入った
『こちら31Cの山脇、手塚司令聞きますか?』
手塚「こちら司令部どうかしましたか?山脇さん」
『手塚司令いい情報が手に入りました』
手塚「良い情報とは?」
『実は東京に出現したをキャンサー討伐し終わったあとちょうど近くに避難所があったのでそこの避難民に聞き込みをしたところ….』
茅森の目撃情報が手に入りました….
手塚「それは本当ですか?」
『はい、聞いたとこによると2ヶ月前にここに来たと言っていました』
手塚「….実は山脇さんたちがいる避難所が最後なのよ」
『では我々はこのまま捜索にあたりますか?』
手塚「いえ、31Cはそのまま帰還してください」
手塚「捜索は別部隊にお任せください」
『了解』
無線とのやりとりを終えた手塚司令はただと行動にでた
手塚「七瀬、31Aは?」
七瀬「31Aは現在31E共に任務のため不在です」
七瀬「同様に31D、31Fも現在任務のため不在です 」
手塚「現在動ける部隊は?」
七瀬「30Gと31Bが在席しています」
手塚「ではその2部隊をここに呼んできてもらえる ?」
七瀬「わかりました 」
白河Side
『30G、31Bはただちに司令室に来てください』
『繰り返します30G、31Bはただちに司令室に来てください』
白河「手塚司令からだな」
桐生「えぇ、何かあったのでしょうか?」
月城「我々だけでなく31Bも呼ばれておるな」
白河「呼ばれたからには行かない訳はない」
30G部隊は司令室に向かった、司令室の前に到着した30G部隊は司令室の扉をノックした
コンコン
手塚「どうぞ」
手塚司令の返事でユイナたちは司令室に入った、31Bはまだ来ていない様子だった
白河「失礼します」
手塚「急な呼び出しで申し訳ありません」
白河「いえ、それで我々を呼び出した理由は何ですか?」
手塚「31Bが来たら話を進めます」
白河「わかりました」
30Gが来て2、3分後
コンコン
司令室の扉にノック音が響いた
手塚「どうぞ」
蒼井「失礼します」
31Bが司令室に入ってきた
蒼井「白河さんもう来ていたんですね」
白河「あぁ」
いちご「だがなんの呼び出しなんだうちらだけでなく30Gも呼び出しって」
手塚「それについて話をします」
白河「では手塚司令我々を呼び出した理由とは?」
ユイナが手塚司令に質問をした
手塚「ついさきほど31Cの山脇さんから報告がありました」
白河「山脇から?」
手塚「えぇ」
蒼井「その報告内容は何ですか?」
手塚「茅森さんの目撃情報があったとのこと」
手塚司令がそう言ったときその場にいた全員が驚愕した
白河「それは本当ですか手塚司令」
手塚「えぇ、場所はここです」
手塚司令はそう言って地図に指を指した
蒼井「ここは….」
手塚「東京です」
手塚「そして最後の捜索ポイントとなる場所です」
すもも「でもなんでここに茅森がにゃ? 」
いちご「東京は人口が多い都市だからなおそらく人気を利用して身を隠していたんだろ」
手塚「いちごさんの言う通りです」
手塚「東京は人口が多い都市なため避難所が他のエリアより大きめに設置されているのです」
手塚「ですが目撃情報があった以上捜索しない訳には行きません」
手塚「私が2部隊を呼んだのは….」
白河「多数で捜索するため」
手塚「そのとおりです」
手塚「なので30G、31Bには捜索任務を依頼をお願いします」
「了解」
蒼井Side
東京
31Cはヘリの到着を待っていた、待っていること30分上空からローター音が聞こえた
山脇「来たみたいだな」
山脇の言葉と同時にヘリは着陸しハッチが開いた、開いたハッチから30G、31Bが出てきた
山脇「よっ、待っていたよ」
白河「あぁ、ご苦労だったな山脇」
山脇「まぁなそれにしても31Bも来るとわな」
蒼井「はい、手塚司令のご指示で」
山脇「まっそれもそっか」
山脇「聞き込みのために中に行ってみたけどかなり広かったからな2部隊は送れてくるだろうと思ったよ」
山脇「本当はこっちも捜索したいけど帰還命令が降りたから」
山脇「捜索のほうをお願いするで」
蒼井「はい、任せてください」
白河「あぁ、帰ってゆっくり休むと良い」
山脇「じゃあ、おさきに帰還させてもらうわ」
山脇はそう言ってヘリに乗った、山脇たちを乗せたヘリは基地のほうへと飛んで行った
白河「….さて、行くとするか」
蒼井「はい」
2部隊は避難所の中に入った、避難所に入った2部隊はその広さは驚愕した
白河「手塚司令が言ったとおり….」
白河「かなり広いな….」
蒼井「探すのが大変ですね….」
いちご「広いってだけじゃねぇ家やら店とかちらつき見える」
そう東京に設置された避難所はその広さおかげで民家や喫茶店などのものを建造できる
白河「とりあえず分担して捜索を始めよう」
白河「そうすれば手っ取り早い」
蒼井「はい、そうしましょう」
白河「では月城と蔵は避難所の外を捜索してくれ」
白河「避難所から出ている可能性もあいまってのことで」
月城「わかった」
蔵「了解だよ」
白河「管原と小笠原は建物内部を」
管原「了解ですわ」
小笠原「了解です」
白河「私と桐生は左方面を捜索しよう 」
桐生「わかりましたわ」
ユイナの指示を受けた30G隊員たちはすぐに行動に出た
蒼井「蒼井たちも行きましょう」
いちご「そうだな動きゃな何も始まらん」
蒼井「白河さんたちが向こうに行くから」
蒼井「蒼井たちはこっちの方面を探しましょう」
いちご「そうだな同じ方面行っても意味ないしな」
蒼井「では蒼井たちも分かれて行動しましょう」
蒼井「ドームの外を柊木さんと樋口さん」
柊木「あれあのお二人と同じ方面では?」
樋口「ドームの外はキャンサーが彷徨いてる」
樋口「あの2人がいくら強くても群がれは終わりだ」
柊木「なるほど」
蒼井「ビャッコとすももさんは巡回して捜索をお願いします」
すもも「了解だにゃ」
ビャッコ「ゔぁ゛ぁ゛ぁ゛う゛」
すもも「お前の嗅覚を頼りにしてるよビャッコ」
蒼井「いちごさんは蒼井と一緒に行動しましょう」
いちご「あぁ」
蒼井「それでは捜索開始です」
31Bも蒼井の指示のもとで行動を開始した、捜索が始まって約2時間
蒼井「見つかりませんね」
いちご「あぁそうだな」
蒼井「それにしても本当に広いですねここ」
いちご「あぁさすが人口が多いだけであるな」
蒼井「とりあえず一旦休憩しましょう」
いちご「そうだなさすがに歩き回ると疲れるだけだから」
蒼井「あそこに喫茶店がありますのでそこで休みましょう」
蒼井といちごは喫茶店に入った
マスター「いらっしゃいませ」
蒼井「2名でお願いします」
マスター「どうぞこちらに」
マスターは2人を席に案内した、案内された2人は椅子に座った
マスター「ご注文はいかがなさいます?」
蒼井「コーヒーでお願いします」
マスター「かしこまりました」
蒼井「いちごさんは?」
いちご「じゃああたしもコーヒーで」
マスター「かしこまりました」
マスター「少々お待ちください」
注文を受けたマスターは厨房に戻って行った
蒼井「それにしてもどこに行ったのでしょうね茅森さん….」
いちご「まったくだこんなに探してもいないなんてな」
いちご「ところで蒼井このあとどうすんだ」
蒼井「そうですねまだ見ていない場所を捜索しようかと思います」
いちご「確かにそれがいいな 」
2人がそうこう話していると10分経過した
蒼井「そろそろ休憩終わりましょう」
いちご「そうだなそろそろ捜索に戻らないとな」
蒼井「マスターさんお会計を….」
いちご「いや、あたしが払うよ」
蒼井「いえ、いちごさんに払わせるには….」
いちご「お前機械音痴だろ….」
蒼井「あっ….」
いちご「やれやれ….」
いちご「すまん会計を」
マスター「かしこまりました」
いちごが会計を済まし店を出ようと扉を引いたその時
ドンッ
???「ぐへっ!? 」
フードを被った少女とぶつかった
いちご「あっ、すまねぇ前を見てなか….った….」
いちごはぶつかった相手を見て固まった
蒼井「いちごさん?」
蒼井「どうしたんです….か….」
蒼井は急に固まったいちごを心配して見た、そしてぶつかった相手の顔を見て蒼井も固まった
茅森「こっちこそごめん前見てなか….った….」
いちごがぶつかった相手は探していた人物茅森月歌だった
蒼井「茅森さん…..」
茅森「蒼井に….いちご….」
茅森「なんでここに….」
月歌はそう言って走って逃げて行った
いちご「あっ!待て茅森!」
蒼井「追いかけましょう!」
いちご「あぁ!」
2人は月歌を追った
茅森Side
茅森「なんでここに蒼井といちごが!」
茅森「あの2人がいるなら31Bが来ているってkと!」
月歌は必死に走った、すると後ろから
いちご「待て茅森!」
蒼井「待てください!」
2人が追いかけてきた
蒼井「こちら蒼井!茅森さんを発見しました!」
蒼井「ですが蒼井たちを見て逃走しました!」
『了解、ただちにそちらに向かう』
いちご「クソッ!あいつ足早すぎるだろ!」
蒼井「待ってください茅森さん!」
茅森(なんで探しに来たの!あたしのことなんか放っといてくれちゃっていいのに….)
月歌がそう思い込んでいると
小笠原「いましたわ!」
菅原「止まりなさい!」
月歌の正面から30Gの小笠原緋雨と菅原千恵が走ってきた
茅森(緋雨っちに菅やん!)
茅森(31Bだけでなく30Gまで来てたの….)
小笠原「私が先行します!」
菅原「頼みましたわ!」
緋雨が先行し月歌を捕えようとしたがすぐに避けられる
小笠原「あれ?」
菅原「逃がしてるんじゃないよ!」
小笠原「すみません!」
菅原「あたくしが手本を見せてあげますわ」
今度は千恵が月歌の前に立ちはだかったが
茅森「よっと」
千恵を跳び箱台にし飛び越えた
菅原「あいつあたくしを跳び箱台にしやがった!」
茅森(緋雨っちと菅やんがいるってことはユイナ先輩も….)
月歌は走り続けたするとそこに
すもも「見つけたにゃ茅森」
左方面から31Bのいちごの妹すももが来た
茅森(すもも!)
月歌は右方面に行こうとしたら
すもも「茅森いつすももだけだと思ったにゃ」
すももの言葉を聞いた月歌は右方面を見たそこには
ビャッコ「ゔぁう!」
ビャッコが走って来ていた
茅森(挟み撃ち)
すもも「チャックメイトだにゃ」
ビャッコ「ゔぁう!」
すももとビャッコが飛びかかり月歌を捕えようとしたが月歌はすぐにしゃがみこんだ突然しゃがみこんだことにより飛びかかったすももとビャッコは止まれなかった
すもも「しまったにゃ!」
気付いたときにはもう遅かった
すもも「ぐへっ!」
ビャッコ「キャン!」
すももとビャッコは正面衝突した
いちご「何やってんだてめぇら!」
すもも「いきなりしゃがみこまれたら無理にゃ….」
ビャッコ「ゔぁう….」
いちご「寝転んでねぇでさっさと追うぞ!」
すももとビャッコはすぐに立ち上がり月歌を追いかけた
茅森(もうあたしのことなんか構わないでよ….)
茅森(あたしは誰かを傷づけたくない….)
茅森(誰かを殺したくない….)
月歌は走りながらそう思っていると
???「止まりなさい」
正面から声が聞こえた見てみると
桐生「止まりなさい茅森さん」
美也と
白河「月歌」
ユイナが立っていた
茅森(やっぱり来てたんだ….ユイナ先輩….)
月歌は止まった
桐生「白河さんここは私が」
白河「あぁ、頼んだ」
桐生が前に出た
桐生「茅森さんなぜ逃げるのですか?」
茅森「….」
桐生「私たちは仲間じゃないですか?」
茅森「辞隊した人にそれ言う….」
桐生「なぜそう言い切れるのです?」
茅森「あたしのことなんか構わないほしいのに….」
桐生「おっしゃってる意味がわかりません」
茅森「あたしはみゃーさんたちとは違うんだよ….」
桐生「何が違うんですか?」
茅森「あたしはみゃーさんたちとは一緒いてはいけない存在なんだよ….」
桐生「意味がわかりません」
茅森「もうあたしことなんか放っといてよ!」
月歌は再び走り出した
桐生「逃がしません!」
美也は捕らえる体勢に入った、そして見ていた月歌がどちらを通り抜けるかを
桐生(右!)
察知した美也は右に出たが月歌は右に行くと見せかけて左に行った
桐生(フェイント!)
月歌は桐生を通り抜けた、通り抜けたさきには
白河「月歌….」
30Gの部隊長白河ユイナが立っていた
茅森「ユイナ先輩….」
ユイナは月歌を捕らえる体勢に入ったが月歌はそれより早く動きユイナの股の間をスタディングで通り抜けた
白河「しまった!」
そして月歌は走って行ってしまった
桐生「申し訳ありません」
白河「気にするな」
白河「とりあえず追いかけよう」
桐生「はい」
蒼井Side
30Gと31Bは月歌を追いかけた、そして月歌は廃工場の中に逃げ込んだ
白河「この中に入ったな」
蒼井「はい」
部隊長の2人が話していると
???「白河ちゃん!」
避難所の外を捜索していた4人が合流してきた
月城「茅森は?」
白河「この中に入った」
蔵「廃工場のようだね」
樋口「….なんでこんなに走らなきゃならん」ハァハァ
柊木「籠もりすぎですよ」
樋口「私は研究以外興味ない….」ハァハァ
全員が合流したことでユイナは
白河「行くぞ」
蒼井「はい」
廃工場の中へと足を運んだ、廃工場の中に足を運こんだ 全員は足を止めそして
白河「月城!」
ユイナは名前を呼んだ
白河「ここにいるはわかっている!」
白河「出てきてくれ!」
白河「私はお前と話がしたい!」
白河「出てきてくれないか!」
だが月歌は出てこなかった
白河「駄目か….」
蒼井「蒼井がやってみます」
今度は蒼井が名前を呼んだ
蒼井「茅森さん!」
蒼井「出てきてください!」
だがそれでも月歌は出てこなかった
蒼井「出てきませんね….」
全員が工場内を見渡していると
???「おやぁ~、ずいぶんと餌が多いなぁ~」
工場内に1人の男が入ってきた
樋口「なんだお前は?」
すもも「しかもすももらことを餌と言ってきたにゃ同じ人間のくせににゃ」
すももが「人間」って言った瞬間男は笑い出した
男「ぷっw俺を人間だと思ってんの?w」
いちご「人間じゃなかったらなんだよ」
男「俺は….」
男は突如目を赫眼に変え背中から赫子が生えてきた
男「俺は喰種さ」
するとすももは危険を察知したのか拳銃を取り出し男に3発発砲した
バンバンバン!
弾丸は男に当たったが
男「ん~~そんな豆鉄砲じゃあ俺は殺せないぜ」
男に効いていなかった
すもも「効いてないにゃ!」
いちご「ただの拳銃が駄目ならこっちはどうだ! 」
今度は姉のいちごがセラフを呼び出した
いちご『インフェルノに焼かれな』
そして男にめがけて発砲し命中はしたが
男「ん~~さっきよりはちょっと効いたな」
それでも男は平気そうだった
いちご「セラフでも効かねぇのかよ!」
月城「銃撃が駄目なら斬撃ならどうだ」
月城がそう言って男のほうに走り出し
月城『風林火山』
月城がセラフを呼び出し男にめがけて大剣を振るったが
月城「なっ?!」
男の体に1、2cmしか刃が通らなかった
男「にひっ」
そして男は月城を殴り飛ばした
月城「ぐっ!」
蔵「月城ちゃん!」
殴り飛ばされた月城だが
月城「大丈夫だ問題はない」
殴られる寸前剣で防いだ
男「もう終わりかい?」
月城が付けた傷跡が一瞬で再生した
月城「なっ!?」
白河「再生しただと!」
男「だったら今度はこっちの番だ」
男は舌を舐めずりなら蒼井たちのほうへ走り出した
白河「総員戦闘体勢!」
ユイナの号令により全員がセラフを呼び出し喰種との戦闘が始まった
白河「はぁ!」
ユイナが男に剣を振るい男に直撃したが
男「さっきのより軽いな」
再び再生されてしまった
白河「やはり再生されてしまうか」
桐生「白河さんそこを離れてください」
今度は美也がセラフで射抜いたが
男「にひっ」
効いてる様子などなかった
桐生「効いてない」
他のセラフ隊員たちも交戦するが男に傷一つも付かないどころか全て再生されてしまう
いちご「クソッ!喰種ってのはこんなに渋てぇのかよ! 」
樋口「このままだとこっちがジリ貧だな」
柊木「なにか弱点は….」
すもも「あの背中の触手がうっとしいにゃ」
セラフ隊員が一番に苦戦していたのは男の背中に生えてる赫子だった
樋口「月城がさっき攻撃していたが….」
樋口「あの背中のやつも斬れないだしいな」
いちご「クソッ….」
セラフ隊員たちと喰種の戦闘は続いたがセラフ隊員たちのほうが限界が来てしまった
白河「はぁ….はぁ….」
蒼井「はぁ….はぁ….」
セラフ隊員たちは完全に疲れ切っていたのに対し男はまだ余裕があった
男「おいおいもうバテちまったのかよw」
男「これだから人間ってのはw」
男はセラフ隊員たちを挑発した
いちご「クソ、好き勝手言いやがって….」ハァハァ
だが一頭だけまだ余裕があった
ビャッコ「グルルルルル….」
そうセラフの中で唯一の動物であるビャッコだった
男「なんだこのデカい猫は?」
男「もしかしてお前らのペットかい?w」
挑発に乗ってしまったビャッコはすぐさま男のほうに駆け上がった
男「ペットに用はねぇんだよ!」
男は赫子を伸ばしビャッコに攻撃したがビャッコはトランスポートを使い赫子を避け男に接近した
ビャッコ「ガァー!」
ビャッコは引っ掻き爪で男に攻撃したが男に効いた様子はなくさらに
男「だからペットに用はねぇって言ってんだろ!」
ビャッコ「がぅ….」
男はビャッコを蹴り飛ばした
すもも「ビャッコ!」
ビャッコは立ち上がろうにも立ち上がれずもがいていた
すもも「ビャッコどうしたにゃ!」
すもも「なんで立ち上がらないにゃ!」
すももはビャッコを心配していたそしてすももはビャッコの後ろ左脚を見た
すもも「にゃ….ビャッコお前….その脚….」
ビャッコは後ろ左脚を怪我していた、しかもそれはただの怪我ではなかったよく見てみると肉を噛みちぎられたような怪我だったそして
クチャクチャ
咀嚼音が聞こえた音がしたほうは男がいる方面すももは男のほうをみた
男「毛むくじゃらで食えたもんじゃねぇ 」ペッ
男は口から何かを吐き出したよく見てみると白い毛が見えた、そしてすももは理解した
すもも「こいつ….ビャッコの脚を….」
喰いやがったにゃ….
いちご「てめぇ….」
水瀬姉妹は仲間を喰ったことにより怒りに満ちただが男は
男「あぁ~….もう飽きちまった….」
男は飽きたように感じだ
男「もう遊びは終わりにしようぜ」
男はそう言って蒼井のほうに走り出した
蒼井「っ!?」
いちご「蒼井!」
いちごも蒼井のほうに走り出したが男のほうが早かった
いちご(クソ!間に合わねぇ!)
男はもう蒼井に接近寸前
蒼井「っ」
蒼井は目を瞑ってしまった
いちご「蒼井ぃぃぃぃぃぃぃぃ!」
すると男と蒼井の合間に一つ人影が割って入ってきた
いちご「!?」
男「!?」
そしてその人物は男を蹴り飛ばした
男「ゲフッ!」
蹴り飛ばされた男は壁に激突し土埃を立てた
蒼井「?一体何が?」
男が来なくなったことに気付いた蒼井は目を開いたそして目の前に立つ人物に驚愕した蒼井だけでなくその場にいた全員が蒼井の目の前に立っていた人物は
蒼井「….茅森さん」
自分たちが追っていた人物茅森月歌だった