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ケビン「……ここは？」
アイネ「ここはアカハネ荘。みんなの居場所ッ！」
たどり着いた場所は大きな邸宅。
中から子供の声が聞こえる。
中に入った。
すると小さな子供たちが出迎えてくれた。
子供A「アイネおにいちゃん！たいせーおねぇちゃん！おかえりッ！！」
子供B「そのひとだれー？」
アイネはケビンを見て口ごもる。
ケビン「………………………………。」
？？？「子供たち！早く寝なさい！」
後ろから声がした。
？？？「あらおかえりなさい2人とも、その子は誰だい？」
アイネ「シュンギクおばちゃん！」
シュンギクと呼ばれたニワトリの獣人は、ケビンの顔を覗き込んだ。
シュンギク「新顔かしら？とりあえず……新しい部屋があるから、アイネくん、案内してくれる？あぁ貴方、事情は明日聞くわ！とりあえず今日は遅いから寝なさい！」
シュンギクは笑顔でケビンの肩をぽんと叩き、持ち場に戻った。
ケビン「ここが……」
アイネ「あるのは机とベッドのみだけど……いつか家具増えるよねッ！」
ケビン「ん。」
アイネ「じゃあまた明日〜！」
ケビン「またな。」
部屋に入った。
ケビン「………………………………」
机には、先客がいたようだ。
？？？「プルル……」
ケビン「………………なんでここにいんだよ、ジャカロン。」
ジャカロンと呼ばれたクリーチャーは、手紙を差し出した。
ケヴへ
君はあの子を探しに行く時、ほぼ何も持たなかっただろ？
だから、ジャカロンに最低限の荷物を持たせたんだ。
ケヴも知っての通りジャカロンは懐いてる人の未来が見えるから、ジャカロンに頼んだの。
でもジャカロンの見た未来的にきっと遠いだろうから、家に帰ってくるまでしばらくジャカロンをよろしくね。
*追伸、家に帰らなくても僕と会うかも？*
でも、ジャクリーンも心配してるからいつでも帰ってきてね
君の兄ちゃん マシロ
ケビン「……兄ちゃん。」
人物紹介
シュンギク
本名は「比奈本 春菊(ヒナモト シュンギク)」
種族：ブロイラー(ニワトリの品種)の 獣人
年齢：43歳
性別：女
7人の子供持ちの未亡人シングルマザー。
自宅であるアカハネ荘を行き場のない子供たちを匿う場所として使っている。
しかも無償で使わせてくれる心の広いおばちゃん。
クリーチャー
ジャカロン
分類：コーラルジャッカロープ
人間年齢：24歳
性別：メス
毒島家の飼いクリーチャーの一匹。
本来の持ち主はマシロ。
懐いてる人の未来が見える。
全てがだいたい謎。
コメント
7件
未来予知…すごいけど伝えてくれるのかな？
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