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次の日
アイネ「ケビン、おはよ!よく眠れ__ってそのうさちゃんは!?」
ジャカロン「プルル?」
そうだった。
アイネはジャカロンがいたことを知らなかったのだ。
ケビン「あー、兄ちゃんからの届けもん。」
アイネ「届けもんて……」
ケビンは居間のソファに目を向けた。
ケビン「で、こいつ誰?」
ソファを占領するように眠っている人を指さした。
昨晩にはいなかった。
その人は時々、寝ながら猫のように長くてもふもふの尻尾を振っている。
泰聖「その人は寝本 夢月(ネモト ムツキ)さんよ。彼、種族の事情で昼間はずっと寝っぱなしなの。」
ケビン「昼間って……ニートじゃn 」
アイネ「それは言わないで!?彼、これでも夜戦い続けてんの!!……まぁ、緊急事態の時に起こせば起きてくれるし4時くらいには起きてると思うから、その時に話しかけよ?」
シュンギク「御三方〜ご飯できてるよッ!」
アイネ「はーい!」
3人はダイニングに向かった。
夢月「…………………………。」
ご飯中。
ケビンは家を出た理由をシュンギクに話した。
シュンギク「なるほどね〜ってことはケビンくんはその子を探しに行ったら、持つべき荷物を忘れたのね?」
ケビン「う……」
シュンギク「無謀は良くないけど、探さなきゃって心は強くて悪くないわ!んで、ところで貴方、兄弟はいるの?」
ケビン「兄ちゃんと弟。」
シュンギク「あら〜〜」
この方、話を90度変えた。
これが、おばさんのコミュ力なのだろう。
ケビン「そういや、昨日居た子供たちは?」
アイネ「あの子たち?学校だよ!」
人物紹介
夢月
本名は「寝本 夢月(ネモト ムツキ)」
種族:昼夜逆転のスピリットとラグドールの獣人のハーフ
年齢:17歳
性別:男
アカハネ荘で日中眠っている棒人間。
とある戦闘グループに所属している。
夜行性で、夜は起きてる。
コメント
2件
家族は素晴らしいな…よし、お前も家族だ(ファミパン)