テラーノベル
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ブライアン視点
「 ブライアン。今日も可愛いね 。好きだよ 」
といつもの様に優しくて声をかけてくれるタイラー。そんな俺の事が大好きなタイラーと喧嘩をしている。 原因は……タイラーが悪いんだ。タイラーが!!
先日、タイラーと出掛けていたらとある凄く美しい女性がタイラーの方目掛け駆け寄ってきた。最初はただの知り合いかなんて思ってたけれどその女性が「 タイラー!この前は楽しかったありがとう!」なんて言うからすごく関わりが深いのだと直感的にそう感じ取った。まだそこまでは良かった。良かったんだがそのあとにタイラーの腕にぎゅっと抱きついて居たのを見て少し嫉妬してしまった。しかもこの前は楽しかった。だって。なぁ俺は!?という本音をしまって起きながらタイラーから少し離れて「話してきなよ。」といい、近くのベンチに座って待っていた。そしてあの女性と仲良さげに話していてるタイラーを見ていると俺はすごーく嫉妬してしまっていた。
そして俺はタイラーがその女性と話し終わったらそのままタイラーを引っ張って家に帰って行った。するとタイラーがごめんと謝ってきて、でもそんなほかの女をたぶらかすようなタイラーにムカついて「別に」とそっけなく返した。
そして今に至る。俺は遊びに行くという嘘をついてひとりで夜中散歩をしに行った。23時頃。
タイラーは危ないからと腕を掴んで止めてきたが俺はそんなこと知らんぷりで外に出た。かと言って怖くないわけではない、少し怖いけど外に出て公園のベンチに座っていると知らない男の人に声をかけられた。気味が悪いと感じ、無視していると「ねぇ無視しないでよ。」といい腕を掴んできた。よく見るとその男は俺より大柄な男で力も強かった。だから振りほどけなかった。なので仕方なく「なんですか、」と聞くと、「可愛いから俺と一緒に遊ぼうよ」と言ってきやがった。俺は怒っているけどタイラーの事しか好きじゃない。だからやめて。と拒否するといいじゃんと近寄ってきた。気持ちが悪い。泣きそうになりながらやめろと訴えかけてもずっと掴んだままで俺はこんな事になるなら外になんか出るんじゃなかったと感じた。そして俺はもう俺が悪かったなと思い相手が思うように身を任せることにした。
タイラー視点
俺には最愛の彼女のブライアンが居るのだが、そのブライアンと喧嘩をしてしまった。原因はわかっている。この前のデート中に話しかけてきた女のせいだろう。名前……同じ職場の……としか覚えていない。そして挨拶だけしたらデートを再開しようと思ったのだが「話してきなよ。」と言われた。すると女が引っ張っていきやがったので話していた。話が終わり、ブライアンが引っ張って俺を家に連れて帰った。これは怒ってるなぁと感じごめん。と謝ると別に。という冷たい返事が返ってきた。そして翌日。23時頃。遊びに行くといって出ていこうとした手を掴んだ。ブライアンのことだ。嫉妬したのを引きずってしまったのだろう。友達。じゃなく一人で公園でも行こうとしているのではないかと考えてしまい、危ないから行くな。と言うと知らんぷりして行ってしまった。だが心配だ。俺は尾行することにした。
ブライアン視点
「意外と素直じゃん、笑」といいながら服を脱がせてきた。俺は震えながら「タイラー助けて」と呟いてしまった。それが火に油を注いでしまったのでは?とキレながら挿れられようとするその時に「 おい。やめろよ。 」と聞きなれた声が聞こえてきた。ぱっと目を開けるとそこにはタイラーがいた。体格の割には本当に力強いタイラーは体格のいい男と俺を余裕と振りほどいて俺に上着をかぶし、俺を姫抱きしながら颯爽と家に帰った。
そしてタイラーに怒られると思い俺は目をつぶっていた。するとタイラーが「ごめん。昨日の嫌だったよな。」と謝ってきた。俺はつぶっていた目を開いた。「ブライアン。俺はブライアン一筋だよ。あんなにいつも愛を伝えてるのに気が付かなかったか?」と聞かれ、確かに…と感じた。「タイラー……ごめん。嫉妬してたんだ。だから嫉妬してあんなことするのよくないってことはちゃんと分かってるけどほんとにごめんなさい、」と俺は言ったそしたらタイラーが「やっと話してくれた。」と目を合わせ優しい顔で言ってくれた。
もうほんと「 好き ぃ …… 」と心の中の声が漏れてしまった。でもそれくらい好きなんだよ。タイラー。