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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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今日も嫌な一日が始まる。

僕は体を起こすことすらいやになっていた。

「Shu~?」

と言う元気で可愛らしいLucaの声が聞こえる。

「は~い」

と言い、僕はすぐさま体を無理やり起こし下へ行く。

Voxが

「朝ごはん出来てるぞ」

と言い朝食を出す。食欲がないが食べるしかない。

これから学校へ行くのか、行くのが辛い。

「大丈夫?何かあった?」

と皆が心配そうに僕を見る。

僕は

「ううん、何でもないよ」

と自分でも分かるようなぎこちない笑顔を見せる。

朝食を食べ終わり、皆と学校へ行く。

皆が楽しそうで僕とは違う世界に居るようで悲しくなった。

学校の皆は僕を見て笑っている。クスクスとあざ笑うその視線が大嫌いだった。

皆の声をかき消すようにMystaが

「一緒に話そう」

と言ってくれた。なんて優しいんだろう。

僕は気を紛らわすために一緒に話すことにした。



僕とVoxは3年Ikeは2年LucaとMyastaは1年、Voxと僕はクラスが違うため僕が虐められているのを知らない。

別に言わなくて言い。どうせ殴られるだけだから、僕が我慢すれば終わることだから。



皆と別れ教室に入ろうとした時、上から学校に来るなと言わんばかりに黒板消しが落ちてきた。僕の頭にボフっと落ちてきたそれはほこりを立て僕を汚した。

「あw来たんだ~w気づいたんだよね~お前が体操服で居るとVox君達がお前の事心配するでしょ~?♡だから黒板消しにしちゃったw文句無いわよね?w」

僕は抵抗したって無駄だと知っている、だから僕は抵抗する事なく 頷いた。

「あ、それからVox君達にこの事言ってないよね?」

「うん」

と僕は頷く。

すると満足したのか席に戻っていった。

虐めは授業が始まろうが関係ない。先生までも僕の事を虐める。紙を丸めたものを投げつけられても関係ない注意するどころか笑ってすらいる。

難しい問題を僕に押し付けては嫌がらせのごとく違う!と言いクラスの皆の前で怒鳴り散らかす。

僕はこんな日常が大嫌いだった。

昼休みすら僕の時間はこれっぽっちもなかった。僕が傷ついているのをばれさせないようにお腹や足を殴られ、蹴られ僕は限界だった。

僕はふと思った。もしかしたらVoxもIkeもLucaもMystaも僕が虐められてるのを知っているのに見て見ぬふりをしているんじゃないかと思った。そんな負の連鎖が始まる。家に帰っても居場所がないかもしれない。僕は怖くなった。目が熱くなり涙が出る。泣きたくなんてないのに涙が出てしまう。ほら、見てよ。周りの皆は僕が泣いているのを見物のように見て楽しんでるように笑っている。もう死にたい。皆、僕の事が嫌いなんだ。なんだ、そっか、それなら僕は死のう。生きていたって何もないじゃないか。何で僕だけが虐められなきゃいけないんだよ…もう嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ!

皆なんか死んでしまえ。



僕はいつも皆と帰っているが今日は別れて帰ることにした。

僕は頭を冷やすためだけじゃなく、橋から飛びたつために。

僕は気づいた。リスカしたって無駄だと。僕の心は何をしようと癒されない。それなら僕は死んだ方がましだ。

僕が橋から落ちようとしたとき

Mystaが僕を止めるように

「Shu!!」

と呼んだ。

僕は

「は?」

と言ってしまった。

VoxもIkeもLucaも居た。

僕は何で?僕とは別々で帰ったはずと考えて居た。

するとVoxが僕に強い口調で

「Shu!お前は何をしようとしているんだ!」

僕は軽々しく言った。

「死のうとしているんだよ」

Ikeは、僕の言葉を聞いて言った。

「Shu…ダメだよ、そこから降りてきな?危ないよ?」

僕は今さら助けようとしてくる皆に腹が立った。

そして僕は大声で叫びながら言った。

「何で、皆僕が虐められているのを本当は知ってたんでしょ?何で助けてくれなかったの?僕はもう疲れちゃったんだ。だからここから飛び立つことを許して?」

そう言い僕は橋から落ちた。

皆の声が聞こえる。理不尽な僕でごめんね。だんだん僕の意識も遠退いて行く、最後に皆が幸せであることを願い僕は空へ飛び立った。
















皆ごめんね。大好きだったよ。






はい。どうでしたか?

こんなのを書いて欲しいとリクエストする際はコメントに書いてください!

ではgood night◈

この作品はいかがでしたか?

210

コメント

2

ユーザー

ハッピーエンドとかってできますでしょうか?🥺

ユーザー

はぴえんも見たいですっ

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