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俺は次留(じる)。高3。お笑い大好きで、将来の夢はエンターテイナー。そんでもって無類のイケメン。って思ってた。今までは……俺のクラスに七森ってやつがいる。いつも何も考えてなさそうで脱力感溢れるいわゆる陰キャとかだな俺がいくら七森!って声かけても無視される。俺が七森の前の席になった時、あいつの前で渾身のギャグをした。クラスは大盛況。でもあいつはチラッとこちらを見ただけでノーコメント&ポーカーフェイス。俺のエンターテイナー心にパリッとひびが入った。完全に。生まれて初めて、笑ってもらえなかった嘘だろこんなの。悔しかった。とにかく悔しかった。そして同時に俺のエンターテイナー心に火がついた。ぜってーあいつに笑ってもらう!
俺は里実(さとみ)。高1。中学と高校の違いを早くも見せつけられたところだった。初めての中間考査。得意な数学で65点。苦手な国語は48点。やばい。これは。母さんの顔が嫌ってほど出る。絶対に外出禁止だ。昼休みトイレへ駆け込んでスマホの通知を確認すると母さんから10件を超えるLINEが入っていた。内容は見なくても分かる。テストの結果を教えなさい。ただそれだけ。俺の門限は午後5時。テストで、100点以外は認めない。もし、それ以下を取ったら、1週間外出禁止&夕食抜き。成長期の俺には辛いけど逆らうと弟達も道連れになるから逆らえない。俺、乙。
僕は瑠都(ると)。中1。周りからは完璧王子って呼ばれる。テストはいつも満点でスポーツもできる。でも、その僕は誰かが作り上げてくれた僕。僕は勉強はあまり好きではないし、スポーツも苦手。でも、クラスの期待に親の期待に応えるため、努力している。表面上なんてことない風にしていた。けど、体が悲鳴を上げていた。もう無理。もう無理。で、その限界は体育祭で起きてしまった。僕はリレーのアンカーに選ばれた。推薦理由は何でもできる瑠都くんだから走りきってくれると思う。心のなかではさはぁ?!って思った。絶対に噓。自分たちがやりたくないからだろって。担任は、じゃっ、瑠都くんで決定で。と言い放った。僕の意見も聞かず、勝手に。世の中は不平等だっ!なんで僕を作り上げるのか。永遠の謎だ。
はい!以上第3話でした!!3話は次留&里実&瑠都のストーリーでした!どうでしたか?実はこの作品、 メモに書き溜めてたストーリーをこっちに移しているだけなんです…!今は…まだ完結してないのでいずれ書くんですけど…
楽しんで貰えたら嬉しいです!
それじゃせーの!おつらいー!!!