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1 - 3、4,「猫になる話」rd-視点

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2024年08月07日

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「猫になる話」rd-視点です

おまけみたいなものなので、とても短いです(1000文字)




何故か朝早くに目が覚めてしまった。二度寝しようかとも考えたが、いざ寝返りを打ってみてもなかなか眠れそうもなかった。しょうがなく起きて、顔を洗い、歯を磨き、朝ごはんを食べ、それから手持ち無沙汰にコンビニ強盗でもするかーと思っていたのが、僅か15分前。


「なんっでこうなった?」

「ははは、我に出会ったのが運の尽きだったな、」

「もぉー」


まさかの一瞬で現行犯逮捕。しかもkuti相手に。しくじった…。


「ん?y-jr-…指名手配ついてるぞ……」

「あ“あ“〜ーー、忘れてた…」

「はい!切符切り終わったからプリズン送るぞー」

「ひどい!朝一番からだと?お前には人の心というものがな」


言い終わる前に送られてしまった。次会ったらシメよう。

まぁとにかく、こうなってしまった以上はしょうがない。さっさと刑期を終わらせて出所するかぁ!


「…〜〜」


ん?人の声…こんな朝っぱらから捕まってるやつがいるのか?おれ以外に。


「誰かいるんですかぁー?」

「え、その声、、rd-くん?」

「wesk-さんじゃないっすかー、こんな時間からもう逮捕されたんですか?」

「そっちこそ」


しばらく互いの近況を話し合いながら刑期をこなした。無事、ともに刑務所から出る。別れ際、急に何か小さな箱をポケットにねじ込まれる。


「んぇ?なんすかこれ」

「猫化薬。うちで作ったやつなんだけどさ、一個あげるよ」

「えー怪しいものじゃないっすよね?」

「あぁそれはもちろん。安全は保証するよ。服用した感想を聞かせてくれたらお代は要らない」

「へぇーこんなのも作れちゃうんすね、飲んでみよー」

「ちょ、ちょっと待って、」

「え」

「すぐに効果が現れちゃうから、家で飲んだ方がいいよ」

「あ、そうなんすね、わかりました」

「うん、じゃーね」

「ありがとうございましたぁ」


よし、いい物貰えたな。帰ったらすぐに試そう。帰ろうとして、足がないことに気づいた。wesk-はすでに仲間と帰ってしまったようだ。今起きてる仲間は…いないな。

歩くか。


・・・


部下にアジトまで送ってもらう道中に考える。

rd-くん警戒心無さすぎ。媚薬渡したらすぐ飲みそうだな…。


「どうしたんですか、ボス。そんな難しい顔をして」

「薬、開発しないと」

「ボス⁉︎⁉︎またなんかカジノで…」

「いやいやそんなことないから」


fin

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