テラーノベル
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夏の終わりの頃。
終わる事が無いように感じるほど鬱陶しく鳴いていた蝉の声も聞こえなくなり、
気が付いたら鈴虫が鳴く季節へと変わり始めていた。
「れ~いむっ!」
風が吹くほどに強く開けた博麗神社の襖の奥には、何時も欠かさず霊夢が居る。
…だが今日は少し違うようだ。まあいいだろう、静かな時間って少し洒落てるだろ?
先程強く開けたお陰で祝福してくれているかのように埃が踊っていた。
軈て太陽は沈み行き、半分程しか見えなくなった。
「霊夢まだかよっ…」
口から勝手に零れるのはただ、遅いことへの苦言だけだった
こんなに遅い時間になっていても帰って来ないなら、もう少し遅くなっても可笑しくは無い。
どうせなら暇潰しに探検でもしようじゃないか
「出発進行だぜっ!」
元気と威勢だけは良い掛け声が繰り出されると同時に、魔理沙の探検は幕を開けた。
楽しみが抑えられなく、急いで靴を履いて走り出した。
「探検と言えばまずここだろ!!」
そう思い勢いよく扉を開けた瞬間、足元に冷たい感覚が広がった。
目の前に広がる光景は非現実的なモノで、何処か懐かしさを感じられた。
汚れが一つも無い綺麗なタイルに、透き通っていて、太陽光の様な物に照らされてキラキラと光ってい
るプールだった。現実で言うと室内プールだろうか、
…ふと嫌な考えが頭を横切った。
もしかしたら、本当に無いかも知れない事の話だが、…霊夢はここに居るのかもしれない。
何が居て、どんな危険性が有るかも分からない。
「霊夢に、会わなくちゃ。」
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#下手注意⚠️
コメント
1件
読んだわ!夏の終わりの静けさから一転、魔理沙の行動力が気持ちいい始まり方だね。探検に出るワクワク感と、プールを見つけたときの非現実感、そして「霊夢に会わなくちゃ」でぐっと物語に引き込まれた。まだ1話だけど、この先どうなるのかめっちゃ気になる!続き待ってる🔥