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影山の兄はクズ男?
________𝐩𝐫𝐨𝐟𝐢𝐥𝐞________
カゲヤマ ユウガ
影山 雄雅(18)
烏野高校3年生軽音部副部長
担当:ベース、ウッドベース
たまに吹部バスパートに呼ばれる
性格:目立ちたくない天然、たまにギャル
身長:177cm 体重:68kg
見た目:⬇️
詳細:見た目のせいでクズ男認定されてるのに納得がいかない。普段はマスク(黒のピッタ)つけてる。北一出身。飛雄の仲間好き。及川は嫌い。
その他設定
影山 飛雄(16)
性格:原作通り+兄が好き(家族として)
影山 美羽
弟×2が可愛くて悶えてる
日向 翔陽(16)
性格:原作通り+飛雄が好き(恋愛として)
菅原 孝支(18)
雄雅と同クラ
性格:原作通り+雄雅が好き(恋愛として)
澤村 大地(18)
性格:原作通り+優雅が好き(恋愛として)
それでは、スタート!
✄╶ ╶ ╶ ╶ ╶ ╶ ╶ ╶ ╶ ╶ ╶ ╶ ╶ ╶ ╶ ╶ ╶ ╶ ╶ ╶ ╶ ╶
4月某日
ユウガ「はぁ…」
今日もため息が出る。というのも、またクラスの女子からクズ男と言われた。もういい加減クズ男と言われるのは卒業したいものだ。
このファッションを始めたのは高一の冬頃だったか。好きなバンドのベースの人がこの髪型をしていて、真似した。姉にセッティングしてもらったのをきっかけにこのスタイルが定着した。今では毎朝のセットも10分かからずに終わるようになった。飛雄は相変わらずうる艶キューティクルのおかげで寝癖すらつかないらしい。
…全く妬ましい奴だ。俺なんかアイロンで伸ばさないと真っ直ぐにならないのに。兄弟なのに…髪の真っ直ぐさは母親譲りってとこか。
今は放課後、部活の時間。今日は部長が休みなので代わりに部長をしなければならない。と言っても、軽音部の部長はほとんどやることが無い。なぜなら、ほぼチーム練になるからだ。初めの挨拶をしてからは各々チーム練に入るため、部活終わりまで仕事はない。今日は俺の所属してるチームは自主練なので、退屈だろう。
俺は吹部からもたまに応援に来て欲しいと言われることがあるため、常に暗譜できる訳では無いので、必死に譜読みをしながら弾いていた。
もちろん本番は全暗記しなければならないが、今は本番もないため、ひたすらに基礎練をするしかない。
ーそこへ、うるさい奴がやってきた。
スガ「おーっす、やってる?クズ男さんよー笑」
ユウガ「すが…部活は?」
スガ「暇、休憩だし」
ユウガ「休憩時間に他の部活見に来るとか…相当暇?それか不良?」
スガ「な、別にいいじゃーん」
ユウガ「俺が嫌なんだけど」
スガ「酷くねー?悲しいべ」
ユウガ「知らないよ…早く戻りな」
スガ「ちぇー、つれないなー…」
ユウガ「あ、すが」
スガ「ん?」
ユウガ「最近飛雄どう?」
スガ「そうねぇ…チームメイトともいい感じだべ!」
ユウガ「そっか、良かった…飛雄さ、中学時代は結構王様してたからさ、心配でね」
スガ「大丈夫、日向のおかげで影山も進歩してるべ!」
ユウガ「そっか、日向くんには感謝だね」
スガ「そうだな!」
ユウガ「じゃ、部活頑張って、ニコ」
スガ「お、おう…///」
スガ (今のは反則だべ…///)
嵐が去ったな。と思ったのも束の間。
ダイチ「あ、いた」
ユウガ「あれ?大地?どしたん?」
ダイチ「すが来なかったか? 」
ユウガ「さっきまでいたけど、もう戻ったはず」
ダイチ「そうか…入れ違いになっちまったか…」
ダイチ「いつもすまんな、うちのすがが💦」
ユウガ「そっか、お幸せにねニコ」
ダイチ「?」
ユウガ「?すがと付き合ってるんじゃないの?」
ダイチ「俺とすがが?なんで?」
ユウガ「え?うちのすがって言ったから」
ダイチ「違うべ!それに俺が好きなのはゆ…いや、なんでもない」
ユウガ「ん?俺?」
ダイチ「は、?///」
ユウガ「大地って俺の事好きなの?」
ダイチ「え、?いや、違うべ…///」
ユウガ「顔真っ赤、説得力ない笑」
ユウガ「好きなら堂々と正面切って向かってこい!そしたら答えてやるべ!」
ダイチ「お、おう…少し時間がいるべ…//」
ユウガ「待ってるからなニコ」
ダイチ「お、おう…//」
ユウガ「大地が俺を…//」
ユウガ「早く自主練しな…!」
今日の夜は眠れそうにありません。おそらく俺は一晩中大地のこと考えちゃいそう。…可愛いかよ。自分で言うな。
てかクズ男って何?俺ってそんなクズ男みたいな見た目してるかな?結構気にしてるんだけどなぁ…すがに相談したら慰めてくれるかな?すが?大地じゃなくて?_ダメだ、頭がこんがらがってきた。
今日はすがと大地で頭いっぱいだろうな…
ユウガ「みんなー、そろそろ時間だから片付けて帰ってねー」
軽音部員「はい!」
ユウガ「はぁ、俺も帰るかー…」
そう言って俺は音楽準備室を後にした。
さっさと帰ろうと思って急いで階段を降りて昇降口に向かう。思わず溜息に溜息を重ねてしまう。
本当にクズ男って何?俺相当気にしてるんだからね。嫌になっちゃう。
そう思いながら校門に行こうと思ったが…俺は体育館の様子を伺いに行った。そこには、飛雄と何やらとてつもないバネで飛ぶ日向くんの姿があった。
思わず声をかけた。
ユウガ「飛雄」
トビオ「兄さん!」
ショウヨウ「あ、雄雅さん!」
ユウガ「やっほ、日向くん」
ショウヨウ「ちわっす!」
ユウガ「偉いね、ニコ」
ショウヨウ「うぅ…顔がいい…」
ユウガ「そう言ってくれるの日向くんだけだよ…ありがとね」
俺は柄にもなく日向くんに思わず抱きついてしまった。
ショウヨウ「え、ゆゆゆ、雄雅さん…!?////」
ユウガ「あ、ごめんね、つい…」
トビオ「もう兄さん!」
ユウガ「あー、ごめんごめん💦飛雄は日向くんが好きだったね」
トビオ「は?」
ショウヨウ「は、?///」
トビオ「何言ってんだ?俺には兄さんだけだ」
ショウヨウ「は、?」
ユウガ「お前こそ何言ってんだ?」
トビオ「に、いさん…」
ユウガ「どした?てか自主練終わったか?」
トビオ「今ちょうどやめようと思ってた」
ユウガ「そう、なら一緒に帰ろ?」
トビオ「すぐ片付ける」
ユウガ「別にそんな急がんでも…」
トビオ「やだ 」
ユウガ「そう?」
ショウヨウ「影山くんはほんとお兄さんに弱いよなぁ…笑笑」
トビオ「笑うな日向ボゲェ!」
ショウヨウ「あ、暴言!怖ぁい!」
ユウガ「ほんと、そんな子に育てた覚えはありません!」
トビオ「うぬん…」
ユウガ「ほんと、飛雄って妬ましいくらいイケメンだよなー」
ショウヨウ「っすよね…//」
ユウガ「ほんと、飛雄が鈍感でごめんな💦」
ショウヨウ「い、いえ…//」
ユウガ「日向くんも一緒に帰ろっかニコ」
ショウヨウ「は、はい…//」
ユウガ「別に敬語要らんのに…」
ショウヨウ「お、おう!」
ユウガ「いい子ニコ」
ショウヨウ (俺は影山が好き影山が好き…は!雄雅さんも影山…?てことは雄雅さんも好きなのか!?)
⬆️なんでやねん…
ノヤ「あ、あなたは?」
ユウガ「あ、ごめんね、俺影山の兄の雄雅だ」
ノヤ「影山のお兄さん!?ちょーイケメン…!!」
ユウガ「そうかな?クラスの女子からよくクズ男って言われるけど…笑」
ノヤ「それだけ雄雅さんがイケメンってことっすよ!」
ユウガ「そっか、ありがとねニコ」
ノヤ Σ(°꒫°*=͟͟͞)➳♡ズキュン
ユウガ「日向くん、コンビニ寄ってもいいかな?」
ショウヨウ「おう!」
ユウガ「りょ」
ノヤ「あ、あの、俺も行ってもいいっすか!?」
ユウガ「ん、行きたい?いいよニコ」
ノヤ「あざす!」
ユウガ「君、名前は?」
ノヤ「2年の西谷夕っす!」
ユウガ「そっか、夕くん」
ノヤ「え、///」
ユウガ「ん、嫌だった?」
ノヤ「いえ、むしろ嬉しいっす!」
ユウガ「夕くんは可愛いね…」
ノヤ「え、…///」
トビオ「終わった、兄さん帰ろ」
ユウガ「ん、コンビニ寄るからな」
トビオ「えーまた?」
ユウガ「また。もうグミのストック無くなる」
ノヤ「雄雅さんグミ好きなんっすか?」
ユウガ「おん、好きだから買い溜めてるんよ」
ノヤ「へぇ!いいっすね!」
ユウガ「夕くんは好きな物ないの?」
ノヤ「俺はソーダアイスが好きっす!」
ユウガ「そっか、買ったげるニコ」
ノヤ「え、いいんすか!?あざす!」
ユウガ「可愛いね…」
ユウガ「おし、じゃ帰ろっか!」
トビオ「おう」
ショウヨウ「おー!」
ノヤ「うっす!」
✄╶ ╶ ╶ ╶ ╶ ╶ ╶ ╶ ╶ ╶ ╶ ╶ ╶ ╶ ╶ ╶ ╶ ╶ ╶ ╶ ╶ ╶
今回はここまで!
次回はコンビニ寄ってから!
それではじゃねば!
𝒏𝒆𝒙𝒕↪♡10
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