結衣は俺が持っていたワンピースを突然バッと奪い取ってきた。
「よし、そのままそれ着とけよそれで水を……」
俺が言い終える前に結衣はワンピースをポイっと反対の方へと投げた。
「って!オイッ!」
「ふえっ……」
「えっ!?な、何で泣いて!?」
突然泣き出す結衣につい動揺してしまった。
「ふうッ……たけゅ君怒ってる……」
「いやっ、そうじゃねぇって!デカい声出して悪かった!ほら、怒ってねぇから!な?」
「うーっ……恐い顔してるもん」
「それは今に始まった事じゃねぇ!」
酔っ払いの結衣にどう対応すりゃいいのかわかんねぇ……
クッソ!今日の結衣の下着可愛いじゃねぇか!
当初の予定だったら今頃思う存分堪能してたところだったのによ!
すると、突然テーブルの上に置いてあった俺のスマホが鳴りだした。
~♪
こんな時に誰だよ!?
今は電話に出るど*************************
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