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今回の仕事は、とある組織を壊滅させる事。

今までは軽い悪さ(マフィアからしたら)しかしていなかった其の組織は、此の度遂にマフィアを敵にまわしてしまったらしい。

マフィアの息が掛かった楼閣で悪事を働くとは、なかなかの頭の悪さだ。勇気だけは有るみたいだけど。

「処で、彼等は何を遣ったのですか?首領ってば、ちょいちょいエリスちゃんに構ったりするから。其方が気になってあまりきちんと話を聞いていなかったんですよ」

「聞いとけよ·····。爆破だとよ」

「爆破」

「あぁ。何でも、楼閣の上三分の一を破壊したらしい。で、未だ其処に居るんだと。·····ん?昔似たような事件が有ったな」

「·····そう云えば、有りましたね。七階建ての楼閣の三分の二が爆破された事件。凄まじい音と共に爆発して、消火するのに五時間掛かったそうですよ。因みに、威力が強すぎて死体が一体も残っていなかったそうです」

「玲沙、詳しいな。」

「·····偶々、其の記事を見ていただけですよ」


それにしても、爆破か。若し敵が未だ爆弾を持っていたら如何しよう。万が一使われたりしたら、私は·····平常心でいられるだろうか。

本当は貴方が好きだけど

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コメント

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偶然見るって何か凄い

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