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トランシーバーを持ち
未玖に連絡をする
『レイ!!マスターが!マスターが!!』
妙に焦った様子で未玖が言う
――――――レイ。
思い出した
私の名前は……
レイだ。
足立レイ
それが、私の名前
「どうしたの?」
『マスターを……見つけたの』
―――――死んでいるという報告か。
『マスターが目を開けないの……』
『マスター……死んじゃったのかな……』
「寝てるだけだよ、大丈夫」
『そうだよね……そう……だよね……』
不安げに未玖が言う。
そりゃあそうだろうな
『ねえレイ…あ…なや…かで会おうよ!!』
ノイズで聞こえない
『じゃあ……ま……た……n……』
ブツ
切れてしまった
とりあえず…………歩くしかないか