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ある小国は平和を望む
ーあてんしょんー
なんでも許せる方向け
愛重めの逆ハーになる予定
気まぐれです。すぐ消すかも
夢主の人名▶︎ ■■
夢主の92名▶︎ ●●、●●国
『』◀︎夢主
「」◀︎他のキャラたち
⚠️どちゃくそに史実⚠️
⚠️完全に作者の好み⚠️
⚠️作者は原作を全ては読めていないので、解釈違い・原作と異なる点、設定などあるかもです⚠️
⚠️時系列?バラバラです。書きたい時に書きたいものを書いてる⚠️
⚠️国名呼び有⚠️
ーアントーニョsideー
『うわぁ⋯』
感嘆の声を漏らす■■に、思わず表情筋が緩む。
『ここがい、いべ⋯』
アントーニョ「イベリア?」
『それです!』
目をキラキラと輝かせながら、船の上からあちこち見渡している。
『うちには無い建築技術⋯大工を連れて来れば良かったわ⋯』
アントーニョ「ははっ、そない褒めて貰えたら嬉しいわぁ!」
まあ、戦争しすぎて結構衰退始まってんねんけど⋯。
今、俺は■■を連れて国に帰ってきた。
事の発端は半年前。
●●国での貿易が終わり、国へ帰ろうとした時■■に呼び止められた。
『すみません、急に⋯』
アントーニョ「別に構わへんけど⋯どうしたん?」
『実は、かくかくしかじかでーーー』
アントーニョ「旅に出たい?」
『正確に言うと、世界の現状を知っておきたいんです』
世界、特にヨーロッパは今、目まぐるしく変化している。
ヨーロッパ全土を巻き込み、後に「三十年戦争」と呼ばれる大戦争、化学・芸術の爆発的進化⋯。
時期に、東洋の方にも今以上にヨーロッパの勢力は及ぶだろう。
『お願いします、トーニョさん。お恥ずかしながら人脈が無く、頼れる人がトーニョさんやポルさんしか居ないんです』
ダメ元で上司に相談してみると快くOKが出た。
船に乗る人数が1人増えるだけなので別に構わないとの事だ。
『今回は本当にありがとうございます。』
アントーニョ「ええって。せや■■! 別に敬語使わんくてええよ。 」
『え、いいんですか?じゃあ、お言葉に甘えて』
上司も何だかんだ■■を気に入っている。
きっと長い付き合いになるだろう。
ー夢主sideー
約半年の航海を経て、スペインに到着した。
長い時は1年くらいかかるらしい。
スペイン国内は、確かに発展していて豊かに見えるけれど、中身は大分酷かった。
一見煌びやかなマドリード地方も、貧困が拡大している。
沿岸部にはスラムが広がり、オランダや英国の船が頻繁に襲撃に来るらしい。
アントーニョ「うちも、大分衰退して来よんねんな⋯」
感傷に浸るように呟くトーニョさんを見て、なんとも言えぬ気持ちになる。
私は、この気持ちを子供たちにさせてはいけないという義務がある。
トーニョさんも大変なんだ。これ以上迷惑を掛けてはいけない。
と、思っていた時期が私にもありました。
ここどこ。
体が木製の柱に縄で括り付けられている。
波の音に合わせて床が揺れているので、ここは船の上だろうか。
確か、トーニョさんに案内されて スラムを歩いていたら男数人に連れ去られて⋯
思い出していると、ドアがガチャりと開いた。
?「おい、誰だこいつ」
特徴的な眉毛をした男が、綺麗な翡翠の瞳にはとても似合わない目つきで私を睨みながら後ろの船員らしき人に尋ねる。
船員「スペインに行ったら、スラムには見合わねぇ上等な服着てるやついたんで連れてきたんです。五体満足で健康そうだし、どっかに売れそうかなって。」
売る⋯
売る⋯?
え、私売られるの?
?「チッ⋯勝手なことすんなよ」
船員「はは⋯すいません⋯」
頭をかきながら謝る船員。
『貴方⋯誰?』
?「あ?お前俺の事知らねぇのか」
『ごめんなさい、何分世間知らずなもので』
眉毛さんはピアスなどの装飾品をつけていて、まるで海賊のよう。
アーサー「大英帝国っつったら分かるか?」
『大英帝国⋯英国?』
アーサー「そうだ」
英国⋯
スペインさんが言ってたあの⋯?
こうして、私の旅の予定は早速崩れた。
初登場あさかく。
夢主が名前知るまでは夢主視点では「眉毛」呼びでした。可哀想に。