テラーノベル
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#ホラー?
ろくべ〜
1
海月「はっ…!!!?? 」
「え?私体調悪くて帰ってたよ…ね…?」
「記憶がない。キツすぎて頭回ってなかったのかな。」
女の子「やっと起きたね」
海月「だれ!?って、何でここにいるのよ!ていうか何処なのここは!!」
女の子「私達…死んじゃったんだよ。」
海月(何を馬鹿げたことを。子供の嘘なんかだいっっっきらい。)
女の子「まあすぐには信じないよね。記憶ないもんね」
海月「私をおちょくってるわけ?笑」
「ごめんけど私はそういう遊びは好きじゃないの。構ってあげれなくてごめんなさいねー」
女の子「信じたくないなら信じなくてもいいよ。 」
「でも、お姉さんのお友達が凄く悲しんでたよ。苦しかったのかな、どうにも出来なくて自殺してしまった子もいるんだよ」
海月「…」
「本当なの…?貴方が言ってるのは嘘でもおちょくってる訳でもないの?」
女の子「本当だよ。私は嘘つくほど暇がないの。」
「このお気に入りのワンピースが汚れちゃったから洗わなきゃ」
海月「え?それなに…?血…? 」
女の子「うん。」
「気持ち悪いもの見せてごめんね」
海月「どうしたの?転んだの?」
女の子「ううん」
「私、病気持ってるから」
海月「病気?」
女の子「うん。だから私は、お姉さんが死んだ1年後くらいに死んじゃったの。」
「寿命が長くなかったからさ」
海月「あの…貴方って何歳なの?」
女の子「ずっと病院に居たから日付も何もかもわかんないんだよね」
海月「そういえば貴方の名前は何?教えて。」
女の子「風吹真鈴(ふぶき まりん)だよ」
海月「良い名前を付けてもらったのね」
女の子「自分の名前が大好き。名前以外も好き。」
コメント
1件
ああ、この第2話、すごく好きだな。海月が「子供の嘘なんかだいっきらい」って拒絶するシーン、あの頑なさがリアルで。でも真鈴の「本当だよ」が淡々としていて、むしろその静かさに真実味がある。血の付いたワンピースと「病気持ってるから」の台詞の繋がり方も巧い。タイトルの「嘘じゃないんだよ」が、この二人の温度差を象徴してるみたい。名前の交換で少し距離が縮まった終わり方も、次の展開が気になるな。