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玄関に出るととても綺麗な赤色のバラが咲いていた
楓)綺麗だね〜璃雨、お姉ちゃん達も今お仕事だから寂しいね〜
璃雨は手を伸ばして薔薇を見たいと急かしてくる
楓)お花見に行きたいの?
璃雨)んぁー、うー
「仕方ないね〜」と言って階段をおりて薔薇の方に近づく
楓)危ないから触っちゃメよ?
と、ギリギリ触れない位置に立つ
璃雨)んぅ〜、あー!
璃雨は目をキラキラさせて触ろうと手を伸ばす
楓)メって言ったでしょ?
璃雨の手を引っ込ませて車道の方へ歩く
楓)もう少しで父様帰ってくるから待ってようね〜
璃雨)とーと?.*・゚(*º∀º*).゚・*.
帰って来るよと伝えたらすごい笑顔になった
楓)フフッ待ってようね〜
璃雨は私の服をギューッと掴んで早く帰ってこないかな〜と楽しそうに待ってる
楓)うんうん、楽しみだね〜
暫くは綺麗な夕日を眺めながら待っていた
楓)後もう少しかな〜
誕生日プレゼントで貰った腕時計を見る
璃雨)とーと!ん、ぅ…?
多分「父様帰ってくる?」と、言いたいのだろうが言えなくて少ししょげた
楓)うんうん、帰ってくるよ〜待ってようねー
そんな会話から数分後に車に乗って全員が帰ってきた
楓)お、帰ってきたよ〜璃雨
車に近づくと棘くんが勢いよく飛びついてきた
楓)ふぎゃっ!
棘くん)ただいま!楓!
と、すごい良い笑顔で帰ってきた
楓)うん、おかえりお疲れ様
棘くんの頭を撫でると璃雨が「抱っこ〜」と、せがんだ
棘くん)あれ、璃雨も居たの?風邪ひいちゃうよ
棘くんは自分の上着を璃雨に着せて抱っこした
楓)フフッあら、悟達もボロボロね笑治してあげるからおいで
悟)つ、疲れたぁ…
そっと頭を撫でると凄い癒されてるような顔をしてる
楓)それじゃ、みんな来てね治してあげるから
全員は車から出て来て凄いボロボロなのがよくわかる……ほんとう、無茶なやり方をしたなぁ笑
楓)それじゃ、一気に治しますから
広範囲の回復術を使って、全員の傷を治す
楓)ん、綺麗に治りましたね!甚爾さんと恵くんの傷がいちばん酷かったんですよ?もう、無茶な戦いしましたね?
2人の頬を触ると「ごめん…/悪い…」と、しょげた
楓)んもぅ…やんちゃな人達ですね…そうだ!今日の夜ご飯はグラタンなんですよ!まだ少し温かいと思いますから食べちゃいましょ
と言うと全員は「はーい/やったー!/っしゃ」と、すごい嬉しそうな声を上げた
楓)それじゃ、みんなで食べよっか〜
しれっと1人で行こうとしたら悟さんと恵くんに捕まった
楓)んぇ…
2人に手を繋がれた
楓)あ、あの〜?
すると後ろからまた誰かに抱きつかれ後ろを見ると
楓)す、傑さん……
3人がやけにベタベタと甘えてくる…一体何があった
楓)と、とりあえず中に入りましょ?甘えるのはその後にしましょ?
と、3人に言うと渋々離れた
楓)(少し申し訳ないな…お風呂入ってる間に全力で甘やかそ)
そう決意して家の中に入る
楓)今日は皆さんが楽しみにしていたグラタンです!
机の上にはグラタンと七面鳥、サラダにスープと色々ある
楓)ちなみにデザートは私が1から焼いたチョコケーキですよ〜
小分けにしたケーキを座ってる全員に置く
悟ズ)楓のケーキ!
と、子供みたいに目を輝かせている甘党チワワ共可愛いよな?ほんと
楓)はい笑あ、棘くん達は今日も呪言で頑張ってもらったと思うから特別にジンジャーエールを入れたんだ〜飲む?
2人は「飲む!」と、任務後だと言うのに元気に答えティーポットに入ってるジンジャーエールをふたつのティーカップの中に注いで2人の前に置く
楓)フフッそれじゃ、食べようか
全力は「いただきます」と言ってからそれぞれに手をつけ始める
楓)ん〜♪美味し
さすが私が作ったグラタン…んまい!
夕食を食べた後は決まって全員が甘えてくる時間
恵)楓、実は俺も妖が使えるようになったんだ
まるで子供のように出来たことを報告しに来るめぐみくん
楓)そうなの?その筋の血が入ってなきゃ無理だと思ってたんだけど……
実は少し前から「妖を扱いたい、習わせてくれ」と、言われていたのだ
恵)実は俺も無理だと思ってたんだけどなんか出来ちゃって…
楓)気分屋の誰かが多分出たんだろうね笑でも、契約が出来たのはいいことだよ、まぁ暫くは扱うのを控えた方がいいよ
恵)??なんでだ?
楓)あれ、教えなかったっけ…まぁいいや、妖は言ってしまえば妖怪なの、一人の人間に歯向かうことは簡単…こういったら分かるかしら
恵くんは暫く考えてから
恵)わかった、まだもう少し玉犬を使う事にする
と少ししょぼくれた顔で言った
楓)フフッもう少し恵くん自身が力をつけたら簡単に扱えるようになるよ
優しく頭を撫でると少し顔を赤らめて「ありがと…」ともうね!可愛いの!何この子!もうやだぁ!(?)
楓)フフッいーのよ笑
次から次へと甘えてくる我が旦那…しょーじき言って重い…可愛いのだが重い…そう、重い…成人男性と成人前の男性に抱きつかれなんなら筋肉が大量にあるゴリラ……甚爾さんに抱き着かれると一瞬でサウナ…夏なら地獄冬なら天国…\(^o^)/(?)
楓)璃雨もかかさまに甘えたいの?
璃雨はボールで遊ぶのをやめてハイハイでこちらに来て私のスカートを引っ張って構え合図を送ってきた
璃雨)んぁー!まーま、んぅー!
楓)この子は天才よ!もう可愛い〜!
璃雨を抱えてギューッとしたら璃雨も嬉しそうにキャッキャと笑ってる
楓)君は可愛いね〜どうしてそんなに可愛いの?
と、璃雨に聞いたのだが何故か周りの旦那が反応した
全員)楓/ちゃんが可愛いから
楓)私はそれを聞きたいのではないぞ
即刻否定してやった
悟)そ、れ、よ、り!
楓)ふぎゃっ!
容赦なく後ろから抱きついてとある紙袋を差し出してきた
楓)可愛らしい袋だね、どうしたの?
とりあえず受けとって璃雨を隣に座らせ紙袋を膝に置く
悟)実はね〜今日たまたま楓が好きそうなお店に入ったら可愛い…
悟が近づいて耳元で囁いてきた
悟)【ベビードール】を見つけてね〜
楓)…はい?
ケロッとした顔でとんでもない事を発言したぞ?
悟)着て欲しくてさ〜…ダメ?
楓)ングッ…
くそぅ、この高身長め…私がその上目遣いに弱いと知っておきながら!なんてことをするんだ!
楓)……ん?ちょっと待てなんで私のスリーサイズとか身長知ってるの!?
重要じゃん!ここ重要じゃん!何で知ってるの!?え!?
悟)寝てる時に測った
楓)…悟、私は少し君を引いてしまった…何故だろうね……HAHAHA(楓さんついに崩壊)
悟)いや、測ったと言うのもあるけど体重とかは全部硝子に聞いた
楓)しょうちゃん!?え、嘘でしょ?のっちゃんには聞いてないよね?
悟)スリーサイズ教えてもらった、んで測った
私の旦那は何故ここまできしょい野郎に成長したんだ?ん?何故だ?Pardon?( ‘ω’)?
楓)……どうだったんですか…
悟)楓ってGなんだね
殴ってやろうかしらこいつ…可愛いから殴れないんだけど!
楓)なぜここで今それを暴露するんだ…璃雨、怒ってやれ
璃雨はべちぺちと悟の顔を叩いて「メッ!」と可愛いお叱りをした
楓)…反省は?
悟)娘が可愛いよぉぉぉぉぉ……
多分大丈夫、多分……うん、多分…本当に大丈夫だよね!?
楓)……恵くん、呼んでやれ
恵くんは容赦なく玉犬を出して噛ませた
楓)…忘れるんだよ?いいね?絶対に忘れるんだよ?
念押した結果…1週間後にはすごい可愛い下着が私の枕元にはあった、なぜ?Pardon?( ‘ω’)?