テラーノベル
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五人は、公園に集まっていた。
「私たち、孤独なんかじゃなかった。ちゃんと待っててくれる人がいた 」
「あぁ。すごく心強いな。」
みのりが暗い顔をした。
「いじめは終わったよ。だけど、遥ちゃんに迷惑をかけちゃったかもしれない。もし私と話してることが愛莉ちゃんとかにバレたら、遥ちゃんはどうなるのかな、」
「それは私もだよ。咲希はわたしを待っててくれるって言った。でも、もし志歩に気づかれたら、何されるかわからない」
「確かにそれは怖いな。俺のせいでえむが寧々や類にきつく言われたら、すごく苦しい」
「私のせいでって思ったら胸がさらに痛くなるな」
そう、五人は話した。みんな、恐れていたのだ。自分たちと話すことで咲希やえむ、絵名や瑞稀、遥が他のメンバーからどんな仕打ちを受けることになるのか、わからないから。もしかしたら辞めさせられることだってあるかもしれない。
「やっぱり私たちは、みんなと接しないことが一番なのかな?誰にも迷惑がかからないし、苦しむのは私たちだけで済むから」
「そうだな。それはそうだ。だが、それはおそらく誰も認めないだろうな。一度待つと言ったのだ。きっと待ち続けるだろうな、」
「何か、いい案は、ないのかな。遥ちゃんたちに迷惑をかけない方法、」
五人は考えた。考えるだけで苦しかった。だって五人は、自分を待ってくれてる人から離れる方法を探しているのだから。
すると、そこへある人物がやってきた。
「あれ、一歌じゃん。こんなところで何してんの?邪魔者は黙って家に篭ってなよ」
「し、志歩」
志歩が、そこに立っていたのだ。
「そういえばさ、一歌、咲希と話してたよね。何を話してたの」
「あ、えっと」
すると、志歩が一歌の髪を掴んで自分にひきよせた。
「ウグッ、いた、!」
「一歌、これ以上咲希と関わらないで。次関わったら、咲希をレオニから追い出すから」
「ー!それは、!」
それを言うと、志歩は公園から去って行った。一歌の頭の中はぐるぐるしていた。理由は単純だ。自分のせいで咲希が大変なことになってしまうから。
「私のせい、で、咲希、が、?もう、これ以上、咲希とは、関われない、!」
そして、そこに、愛莉と雫が歩いてきた。どうやら散歩途中だったようだ。
「ーあ、みのりじゃない。そういえばさ、遥から聞いたのだけれど、いじめを受けてたんだって?それを遥が助けたとか。」
「あ、えっと。遥ちゃんに、助けられた、よ」
「遥は何をしてるのかしら。なんでこんな出来損ないを助けるのかしら?遥にキツく言わなくちゃ」
「ー遥ちゃんは、ただ!私がいじめられてるのを見たくないって言ってたの!多分私以外が同じ目にあってても同じようにすると思う」
#キャラ崩壊注意
師匠@活動終了
5,885
「ええそうね。遥ならそうするわ。でも、わざわざ私たちの足を引っ張ったみのりは助けなくても良かったのに。遥には責任を取ってもらおうかしら?」
「遥ちゃんは、!」
「それじゃあね、みのり。」
そう言って愛莉と雫は足早に去って行った。その場にいた全員が固まった。そして、全員が悟った。
ー早くみんなと離れなければみんなは辛い思いをしてしまう、と。
「今すぐ、遥ちゃんとの関係を、断たないと、!じゃないと、遥ちゃんが!」
それは、みのりが想定していた最悪の事態だった。それを避ける方法。それはたった一つだ。関係を、完全に断つ。それしかないと、はっきり感じた。
「俺たちが味方だと思っていた人たちは、消されて、いくの、だな、。」
コメント
1件
みぅだよ🤍🥀読んだよ、このエピソード…。 すごく苦しかった。大切な人を守りたくて離れようとするみんなの気持ち、胸がギュッてなった。 志歩が一歌の髪を掴んだところ、リアルすぎてゾッとした。こんなの、見てられないよ…。 「俺たちの味方が消されていく」って台詞、重すぎて涙出そうになった。 でも、待っててくれる人がいるって気づけたのは、希望の光だよね🌙 次がどうなるか、ちゃんと見届けるからね。