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「 は〜い 席について 今日は中間テストなので 10分間勉強して 1時間テストを5時間目まで行うから 気合い入れて頑張ってね〜」
大森 「 先生〜 朝食食べすぎちゃって
保健室で休んでもいいですか?」
ケラケラとクラスが賑やかい中、大森くんのボケを少しだけ注意しながらテストを始めた。
監視係として教卓で皆の普段のノートを丸つけていると扉が開いた
【 あ、先生 すみません〜遅くなっちゃって
変わりますね ! 】
小声で喋る藤澤先生が少し焦りながら教室に入ってきた
今日は診察日なので藤澤先生がクラスの子達が帰るまで指導していただける事になった。
「いえ わざわざすみません 、 それじゃ
後はよろしくお願いします 。」
大森 「 え、先生 どこ行くの?」
「大森くん 喋らないで集中しなさい 」
【 大森くん 先生は少し用事があるみたいだから、僕が帰りまでこのクラスを受け持つ事になったんだよ。 】
そう小声で藤澤先生が話すと 大森くんは口をとんがらせて 「なんだよ〜、」と言った
【ほら テスト まだ3時間もあるよ!集中!】
「じゃよろしくお願いします」
学校を後にし 1週間ぶりで少し緊張しながら
精神科の病院に向かう
「あの、先週 予約したんですけど、 」
『 3番の診察室へどうぞ〜』
診察室の重たいドアを引くと なにやらノートに必死に書き込んでいる若井先生が座っていた
「 待ってました 。お久しぶりですね 」