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「ちゃんとソラ見てる?」
彼女はそう言って、僕の手を握り…
目が覚めた。
「今日も頑張っていこう」
朝の一連の流れを終え、セントラル・カセトラルへのエレベーターを使った。
セントラル・カセトラルはなにか凄い建物だったらしいが、今は地下都市の一部として、取り込まれている。
『こんにちわ!No.19991231!』
「あぁ…今日もよろしく、pod.207。」
いつもの光景だ。
ふよふよと浮く黒い長方形の箱にアームが付いている人類アシスタントであるpod.(ポット)。
いつから、専属になったのか分からないが気付いたらすぐそばにいる存在だ。
「pod、今日のスケジュールを頼む。」
『今日のスケジュールは、【ᛖᛚᛖᚢᛖᚾ ᚺᚨᛚᚠ:Liberty像エリアでの護衛。】』
「11:30 例の女神像での防衛ミッションか…」
何故だか分からないけれど、今日は防衛に配置されてしまった。
それでもやるしかない。それが仕事だからだ。
目の前にある[パイプ]に入る。
酸素が抜かれていく…、いしき がと、お の く
11:44.4¿
世界は凍った?
旧世界歴では『夏』と呼ばれる【きせつ?】のようだが、気温は極めて低い、
年中【ゆき?】が降っている。
空気中の水分量は関係ないらしい。
【水…?】
今日も暗い空。 空が泣いている。今日も黒い雨が降る。 どこかで爆発が起こる。
「あれ?なにしてたんだっけ?」
考え事をしたせいで、目の前に飛んできた【ねつげん?】に気づかなかった。
熱源が接触し、装甲が溶け、高温の物質がからだに接触し、ヤケドを引き起こす。
痛みはない。ただ進み続けるだけだ。
ただの兵器には決定権などない。進むだけだ。
『xxxxxxxxxxxxxxxxxx!xxxxx!』
つうしん? だれから?
「戦闘開始。」
『戦闘シークエンス起動』
目の前に出現したのは小型自走兵器の小隊6部隊だ。
この程度なら、コチラの戦略でも余裕だろう。
《【通信】こちら、Zayin!
敵襲!”Level17648”、xxxxxxxxです!》
「そんなこと…神話的な存在だぞ…?」
『警告。前方周囲に超高濃度のエネルギー反応を確認』
『警告。発生地点から1000000mの範囲に超高濃度のExtra xxxxが降り注ぐ危険あり。直ちに退避せよ。』
『発生まであと3…2…』
「【特殊装甲】起動ッ!!」
《ようやくみつけた》
「今日から配属されるxxxxxxxxxです!」
“コードネームで話したまえ。”
「あっはい!コードネームFxxkです!」
…
おかしい。
何もできない。辛うじて意識は取り戻したが…
状況は絶望的だ、政府は緊急事態宣言を発令。
対象区域を爆撃させるらしい。
もう、時間はない。
最後に、。
全てが間に合わなくなる、せめて食い止めなくては
「~~~~~~~~~!!!!」叫ぶ音が聞こえる。
『この*音*に精神汚染を確認。聴覚を遮断。』
音を遮断し、銃弾を撃ち込む。
「、、、。」効いていない。
『警告。対*Sephirah*無力化用超高練度粒子砲の放射まであと3分。』
「対象が移動するぞ!」「食い止めろ!」
伝達が来た。
たとえ死んでも、どうにかアイツをここに留めておかなくては
だって我々は、
【生ける兵器なのだから】