『対*Sephirah*無力化用超高練度粒子砲放射完了。各部隊突撃。』
「行くよ。」「はい、行きましょう…!」
今回、私たちの討伐目標は*Binah*だ。
これらは一般では*本物の神*のように語られるが、本当は違う。
実際は、戦争のために造られたAIが人格を持ちAndroidを作成した。
それらのAndroidには特殊な能力を持っている。
コレのことを政府は*Sephirah*と呼んだ。
*Sephirah*の特殊な力見た記者が【神の力だ。】と評したので、*Sephirah*は神と呼ばれるようになったのだ。
【何をしているのですか?】
*Binah*は問いかけてくる。
「耳を貸さないで!」「ᛟᚺ ᛟᚢᚱ ᛗᛟᛏᚺᛖᚱ ᚹᚺᚨᛏ ᛞᛟ ᚣᛟᚢ ᚹᚨᚾᛏ ᛏᛟ ᚲᚾᛟᚹ」
ある者はこの存在と交流し始めた。
「ーっ!」私はこの者を処理した。
この存在に新たな知識を与え、理解させてはならない。
「ᚣᛟᚢ ᚨᚱᛖ ᚨ ᛗᚨᚢᛖᚱᛁᚲᚲ!」「ᚷᛁᚢᛖ ᛏᚺᚨᛏ ᛈᛖᚱᛋᛟᚾ ᚨ ᚺᛖᛚᛈᛁᚾᚷ ᚺᚨᚾᛞ!」
私は舌打ちをした。
「アレらはもう感染している!感染している者は全てこの場で処分しろ!」
大量虐殺が始まった。
彼らは抵抗せず、撃ち抜かれていく。
【何故、私は理解しようとするのに、貴方達は私を理解しようとしないのですか?】
「違う!俺らは理解してないわけじゃない!
俺は…アナタを…¿信じ、考えを理解し、」
「xxxx!」私は名を呼んだが、もう手遅れだった。
「あぁ、我らの愚かな行為をお許しください。我らは過ちを犯していることすらも気づいていないのです!気づかないなど怠惰の極み!このような醜態を曝け出し続けている愚かな人間どもが存在していることに私は肌が出ますが、貴方様はお許しになった!我らのこの過ちを!我らの醜態を!全てを見た上で、許し、我らのことを知ろうとしてくださる…これがどれだけ寛大な心が必要なことか分かるか!?愚民ども!あぁ…、また人間の時の過ちを繰り返してしまった…。これでは意味がない。それだけではない…!貴方様に泥を…いや、血を吐瀉物を!体液をッ!ぶちかけたことと何一つ変わらないぃぃぃぃ!!お許しおぉぉーー!…貴方様はここまでの過ちを犯した愚民を救ってくださるのですか?この寛大なお心に感謝いたします。この素晴らしさをもっと広めなければ、独り占めしてはいけない。**さあ!この声を聞け!自らの過ちを認め、共に理解し合おう!!**愛に!愛を!!愛で!!!アイ、あいあいあいあいあいあいあいあいあいにィィィィ!!!包まれるのですッッ!!」
「クソがッ!」私は電子インパルス砲を撃った。
「ぁがァ…!」命中
「貴様…、愚民のくせに、我らのことを拒絶するのかァ…¿」
「その*口*で、その*話し方*、その*声*で…話すなぁぁ!!」
私はブレードを取り出し、首を掻き切る。
「…クヒヒぃぃ…!全く、愚かな人間よ。だから、他のどの存在とも真に仲良くなれないのだよ…!」
「いい加減に…しろ…ッ!!」
首が切断され、動きが止まる。
食道から液体が出てこようとする音がする。
地は濡れ、身体は死を受けきれず、痙攣している。
その死に顔はとても苦しそうだった。
「……。」私はじっと見ていた。
他の誰かが死んでいった。
誰かが自爆を選び、*英雄*と称された。
誰かが戦いを放棄し、*救い*を求めた。
これは私にとってどうでもよかった。
作戦もどうでもよかった。
死んだのだ。彼が
殺したのだ。私が
私が、殺したのだ。だから、彼は死んだのだ。
死んでしまったのだ。
これは、名誉ある死か?
否、敵に寝返り、殺しに来たのだからこれは当然の死であり、不必要な要素だ。
これでよかった。
これでおしまい。
さようなら、a_____
キミは私を待っているかもしれないけど、無理そうなの
今からそっちに行くよ…
待っててxxxx
【これが、愛なのでしょうか…?】
【なんて面白く、興味深いのでしょうか…】
【自身が、愛すことで、相手からも愛される。】
【これは愛されたい欲求をどちらも持っているため、発生する現象なのでしょうね】
【それとも、より効率良く繁殖するための必要なのかもしれない…】
【いつまでも、
ニンゲンは愚かで美しい生き物ですね。】
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