テラーノベル
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なき…おっちょこちょいの女の子。普通にかわいい。身長138㎝。
せな…なきの親友。天然でお調子者。身長145㎝。
はるな…学校1番の美女。自己中心的で自分の自慢をよくしている。身長150㎝。
ゆうと…面白い。意外とイケメン。授業中はうるさい。身長152㎝。
あお…人と話すことが苦手。学校1番のイケメン。身長143㎝。
りお…後輩にやさしい。面白い。中学2年生。身長154㎝。
あお「…ワッ!!」
ゆうと「あお!久しぶり!」
ど、どういうこと!?
え?なんで?
やっぱり知り合いだったの?
あお、嫌がってる?とめなきゃだよね…
早くいわなきゃ!
なき「ねぇ!」
ゆうと「ん?」
怖い…
あの、いじめのことが思い出される…
でも、あおが悲しんでるなら、言わなきゃ!
ゆうと「なに?いま俺の友達のあおと話してんだけど」
なき「あおの顔、見てください」
ゆうと「は?」
なき「悲しい顔、してますよね!」
ゆうと「俺、ばかだから、わっかんねぇや」
なき「そんなこともわかんないまま、友達なわけありません!」
ゆうと「あ?」
なき「…!!」
怖い…!怖い…!
あお「おい!」
ゆうと「…?どうしたんだよ、あお」
あお「なきをいじめるな!」
ゆうと「おいおい、お前もおかしくなっちまったのか?」
あお「おかしいのは、お前だ!」
ゆうと「は?」
ゆうと「今まで仲良くしてきたじゃねえか!」
ゆうと「なんで急に!」
あお「もともと…」
ゆうと「あ?」
あお「もともと嫌いだったんだ!」
あお「俺をおもちゃとしか思ってないんだろ!」
あお「金だって全部俺のを使っていただろう!?」
あお「心底嫌だった!」
あお「もういい加減にしてくれ…」
あお「これ以上俺の友達にかかわらないでくれ…」
ゆうと「……ッ」
なき「ね、ねえ」
なき「なかなおり、したら?」
あお「え?」
ゆうと「ぽろぽろ」(泣いている)
あお「ゆ、ゆうと!?」
ゆうと「ごめんごめん…」
ゆうと「俺には金がなかったし、俺はあおと違って優しくもない!」
ゆうと「ほんとは迷惑かけてるってわかってたんだ」
ゆうと「でもあおがいなかったら俺、友達とか、話せる人とかいなくなっちゃうんじゃないかって不安だったんだ…」
あお「……でも、だとしても」
あお「こんなにひどいことをしなくてもよかったんじゃないのか?」
あお「なきだってこんなに怖がってる…」
なき「…!」
心配してくれてる…
きゃー(≧∇≦)!!!
あっと、だめだめ、今はそんな空気じゃない…
あお「もう、いないって約束、できる?」
ゆうと「ああ、絶対に!!」
あお「じゃ、仲直り!」
ゆうと「おう!」
よかった~
一件落着!
ゆうと「なきちゃん、怖がらせちまってごめん…」
なき「いやいや、大丈夫!」
あお「仲直りさせてくれてありがとう!」
なき「ううん、よかった!」
あお、ちょっと明るくなった?
なんか話しやすい!
イイ感じ!
ゆうと「本当にありがとうな」
なき「いえいえ」
なき「じゃあ、そろそろ」
あお「そうだね」
ゆうと「お前ら何組?」
なき「〇組だけど…?」
ゆうと「同じクラスじゃね?」
なき&あお「え?」