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【設定】
莉犬×ぷりっつ
お付き合い中
※リクエスト作品「塩対応(溺愛)」
ありがとうございます!!
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《いつから、こんな風になったのかな、》
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莉犬side__
いつからだっただろう。
俺の恋人が、こう接してくるようになったのは。
現在時刻、午後23時40分。
意外にも早くグループでの撮影が終わり、静かに家に帰ってきた今。
俺の頭の中には1人の顔が浮かんでいた。
“莉犬くんっ!!!”
🍓❤️「…………はぁ、」
どうしようもないため息をつく。
頭の中に浮かんでいるのはただ1人、他でもないぷりちゃんだ。
俺とぷりちゃん。世間一般では“推しとオタク”で有名であろう。
ただ、それは表上の話であって裏では恋人だ。
それだけ言えば幸せなのだろうけど、現実には違った。
🍓❤️(…今日も、お出迎え、なし、か……)
なんとか同事務所メンバー以外にはバレず、同棲を進めている俺たち。
……ただ、実際、一緒に暮らしているようで暮らしていなかった。
🍓❤️(…もう別れようとか言われる、の、かな……)
俺の恋人、ぷりちゃんは実際とんでもなく冷たい。
ネット上以外ではなんと話しかけようとも、他にあっきぃやるぅとくんなどが居ようとも、とんでもなく冷たい。
……多分、俺のことが好きじゃない。
🍓❤️「…今日の撮影頑張ってね、?」
なんて言えば
📢💚「急いでるんで、」
とだけ言い残してさよなら。
なにか用事があって話しかけても後回しにされる。
始めは、こんな関係性ではなかった。
よく見るラブラブカップルだったし、ぷりちゃんは甘えたで可愛いと言って怒られることもしばしば。
告白してくれたのもぷりちゃん、…同棲をしようと言ってくれたのもぷりちゃんだ。
🍓❤️(……疲れた、)
何本も動画を撮った疲れからか、俺の頭は上手く機能していなかった。
とりあえず、夕食を食べよう。
そう思って立ち上がり、疲れきった足を何とか動かしながらぼーっと歩く。
🍓❤️(…こんな、リビングって遠かったっけ、)
そう思いながらも、ガチャリ。
ドアを開けると、誰かの人影…そして、聞き覚えのある声がした。
♡「かわい〜〜〜っっ!!!」
「俺の…すめ……カー……ざ…ます!」
🍓❤️(…俺の、声、?……)
🍓❤️「……っ?!」
はっとして、目が覚める。
違う、ここは、リビングじゃない。
目の前にいる人影と目が合う。
🍓❤️「………………、ぷり、ちゃ…」
🍓❤️「えぇ、?…なんで、俺の、動画……見て……」
📢💚「…………、いや、入ってこないで、ください、よ、」
🍓❤️「…っあっ、!、?ごめっ、そう、だよね、?!…ぅぁっ、ごめ……っ」
📢💚「……っ、!?莉犬くん…っ、?!」
そう言って、こちらに駆け寄ってきたぷりちゃん。
🍓❤️「…なんで、来る、の、」
📢💚「え?」
🍓❤️「…ねぇ、なんで……っ、?」
🍓❤️「…俺の事……好きじゃないくせに……っ、、」
📢💚「っ…………、、」
📢💚「…ごめんなさいっ、、!」
🍓❤️「…………へ、?」
そう言って、頭を下げたぷりちゃん。
呆然とする俺を強く抱き締めてくる。
📢💚「…俺、莉犬くんのこと、ほんまに、大好きなんです、」
📢💚「…でも、こんな好きなの、恥ずかしいし、…かっこよくありたいし、」
📢💚「…だから、かっこいい彼氏をって……俺、ダメダメでしたよね……、、」
🍓❤️「…ぇ、じゃ、あ、俺の、こと……」
📢💚「好きです」
📢💚「毎日2回は莉犬くんの動画見て、歌聴いちゃうくらいには莉犬くんのこと好きです」
📢💚「…ごめんなさい、上手くやろうとして莉犬くんのこと傷つけちゃう俺で」
📢💚「…でも、一緒にいたいんです……っ、離れたく、ないん……です……っ」
🍓❤️「…離れるわけ、ないよ、」
🍓❤️「ぷりちゃんが、俺の事好きってわかったから、めちゃめちゃ、嬉しい」
🍓❤️「…これからは、好きって、伝えて欲しい」
📢💚「…ぁ、当たり前です…!!」
もう一度、ぎゅ、とハグをした。
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数日後、事務所にて__
📢💚「莉犬くんっ!!!事務所にいても可愛い…」
📢💚「真面目な莉犬くんも好きですっ!!」
📢💚「莉犬きゅんっ!!!」
🍓❤️「……あは、ぷりちゃん、みんないるから……」
🍓💛「…莉犬、何したんですか、」
📢💛「ぷーのすけ落ち着いて?!?!」
🍓❤️「…俺、伝え方間違えたかな……w」
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最後は甘々になったよってオチです☆(
彼氏とか言ってるけどあんまり攻め受けの意図はなくどちらも彼氏って捉え方か個人の自由でどうぞ🙌🏻
改めてリクエストありがとうございます!!
ご希望に添えなかったら申し訳ございません💦
𝐓𝐡𝐚𝐧𝐤 𝐲𝐨𝐮 𝐟𝐨𝐫 𝐰𝐚𝐭𝐜𝐡𝐢𝐧𝐠.